二軸で選択する、優先順位をつける

マトリックスは、二軸で最も魅力的な選択肢を評価できるとき、優先順位をつけられるときに役立つツールです。例を使って解説をしていきましょう。

ジュンちゃんは、今週の土曜日に友達と何をして遊ぶべきか悩んでいます。友達と挙げてみた選択肢は4つ。
  • 遊園地に行く
  • ビーチにサーフィンをやりに行く
  • テニスをする
  • 山登りをする
ジュンちゃんは、友達とそれぞれの選択肢の「楽しさ」と「費用」をもとに、マトリックスを作成してみました。


縦軸は「楽しさ」のレベルの評価です。上にいけばいくほど楽しさのレベルが高く、下にいけばいくほど楽しさのレベルが低い。

そして、横軸は「費用」の評価です。右にいけばいくほど費用が安く、左にいけばいくほど費用が高い。

そうすると、右上の箱にある「サーフィン」が最も魅力的な選択肢ですよね。「最も楽しく、費用も安い」選択肢なのですから。次に最も魅力的なのはマトリックスの左上にある「テニス」か右下にある「山登り」。そして、左下の箱にある「遊園地」は最も魅力度が低い選択肢ということになります。