Borland® C++Compiler 5.5無償ダウンロード
Borland® C++Compiler 5.5(BCC)は、ボーランドのC++開発ツールの核となるコンパイラ技術です。Borland C++Compiler 5.5は、非常に高速な32ビットの最適化コンパイラで、RTLやSTL、C++テンプレートのサポートを含む最新のANSI/ISO C++に準拠しています。
Borland C++Compiler 5.5 の無償ダウンロードによって、この技術を自由に体験していただけます。
C++開発ツールを支えるコンパイラ技術Borland C++Compiler 5.5 は、ボーランドのC++ビジュアル開発ツール、Borland® C++Builder®の基礎を築いています。Borland C++Builderは、Borland C++Compiler をシームレスに統合することで、インターネット、分散コンピューティング、Windowsアプリケーションの迅速な開発を実現した生産性の高い開発に、高速なANSI/ISO C++技術をもたらしています。C++によるビジュアル開発の生産性を活用するために、是非、Borland C++Builderをご利用ください。
革新的なコンパイラ技術長年にわたり、世界中の数100万人もの開発者がボーランドのC/C++コンパイラの高速性と高品質を利用してきました。12年以上にわたり改良が繰り返されたことで、Borland C++Compilerは、世界中でも最も柔軟性やスケーラビリティがあり、洗練された、パフォーマンスの高いコンパイラとなっています。膨大な市販ソフトウェア、アプリケーション、ミッションクリティカルな企業システム、組み込みシステムが、ボーランドのC/C++コンパイラ技術によって構築されてきました。そして今、革新的なC++技術が、世界中のC++開発者に無償で利用していただけるのです。
※Borland C++Compiler 5.5に関して、ボーランドは一切の保証/サポートを提供しません。また、このツールに関するバグレポートの受付や将来の修正なども予定されていません。あらかじめご了承下さい。
教育機関、組織・団体でのご利用について本ソフトウェアは、個人のお客様の使用を前提としております。教育機関、組織・団体でのご利用についてはボーランド株式会社お問い合わせ窓口までご連絡をお願いいたします。なお、本窓口ではソフトウェアに関するご質問はお受けいたしかねます。あらかじめご了承ください。
Borland C++Compiler 5.5動作環境
- Intel Pentium CPUおよび互換性のあるCPU(推奨Pentium/166以上)
- Windows 2000、Windows 95、98、NT 4.0(SP3以降)
- 32MB以上のメモリ(推奨64MB以上)
- 50MB以上のハードディスク
Borland C++Compiler 5.5インストール手順
- Borland C++Compiler 5.5のダウンロードは、こちら(8.46MB)をクリックして下さい。
- ダウンロードしたファイルを実行し、インストールを開始してください。インストール実行時には、使用許諾契約をよくお読みいただき、[同意する]ボタンを押して先へ進んでください。
※ 従来、単独で提供されていたSupplement Packは、上記からダウンロードできるBorland C++Compiler 5.5に含まれています。このため、Supplement Packは必要ありません。
Borland C++Builder 5.5アップデートパックのダウンロード
すでにダウンロードされているBorland C++Compiler 5.5 に含まれるコマンドラインコンパイラ(bcc32.exe)のバージョン表記が 5.5.1 でない場合にご利用ください。
アップデートパックのダウンロードは、こちら(2.56MB)をクリックして下さい。
※サーバーに接続できない、もしくはファイルの転送が中断してしまった場合は、お手数ですが時間をおいて再度お試しくださいますようお願いいたします。
主な機能解説
| 機能 | 解説 |
|---|---|
| 最新のANSI/ISOテンプレートをサポート | Borland C++Compilerは、ANSI/ISO C++の標準をサポートすることで、すぐれた移植性とプログラミングにおける柔軟性を提供しています。Borland C++ Compilerはクラステンプレート、関数テンプレート、typename、bool、mutable、explicit に加えて、一例として以下のものをサポートしています。
|
| コンパイラのコード生成を制御する#pragmaのサポート | #pragma option push、#pragma option popなどの#pragma指令は、コンパイラのコード生成を細かく制御するために役立ちます。また、#pragma checkoptionは、オプションの状態を確認したりデバッグするために役立ちます。 |
| 最新のANSI/ISO標準C++ライブラリ | 標準C++ライブラリは、ANSI/ISOで定義されたクラスや関数から構成される包括的なフレームワークです。Borland C++ Compilerの標準C++ライブラリは(STL)、RogueWaveからライセンスされた最新の実装であり、もっとも実用的で品質の高いANSI/ISOの実装となっています。移植性や互換性を必要とする場合は、他のプラットフォームのためのライブラリをRogueWaveから入手できます。ANSI標準をサポートすることで、C++言語の完全性やサーバーコードの移植性を支援します。ANSI/ISO標準C++ライブラリには、以下のものが含まれます。
|
| テンプレートにおけるコード生成の効率化 | Borland C++Compilerは、テンプレートにおけるコード生成を効率化し、大量にテンプレートを使う場合に、より小さな.OBJ、.LIB、.EXE ファイルを作成できるようになりました。開発者は、C++アプリケーションにおけるサイズと速度を大幅に改善できます。 |
| 例外的な例外処理 | ANSI標準のtry/catch構造や新しくサポートされたtry/finally構造を、CとC++の両方で利用できるため、信頼性の高いアプリケーションを開発できます。また、開発者は、アプリケーションのメモリリークを防ぎ、例外をプログラミングによって回復セクションに移行することができ、エラー処理を改善できます。 |
| Visual C++との互換性強化 | 既存のC++資産の再利用を促進するため、Borland C++Compiler 5.5はVisual C++のソースコードやヘッダファイルのコンパイル機能を強化しています。これには、Visual C++独自の言語拡張や#pragma指令、例外が含まれます。 |
| 拡張された実行時型情報 | Borland C++Compiler 5.5は、不連続な仮想テーブルを含むさまざまな型情報をサポートしています。 |
機能一覧
| C/C++言語 |
|---|
| すぐれたパフォーマンスを提供する32ビットネイティブコードの生成 |
| 最新のANSI C++言語のサポート |
| 最新のANSI C++テンプレートの実装 |
| コマンドラインツール |
| コマンドラインコンパイラ(BCC32) |
| リソースコンパイラ・バインダー(BRC32、BRCC32) |
| 16/32ビットでのソースコード互換を実現したObjectWindows 5.0 |
| C++プリプロセッサ(CPP32) |
| ANSI/OEM文字セット変換ユーティリティ(FCONVERT) |
| DLLの情報を提供する定義ファイルを作成するユーティリティ(IMPDEF) |
| インポートライブラリを作成するためのユーティリティ(IMPLIB) |
| EXE、OBJ、LIBファイルなどを解析できるダンプユーティリティ(TDUMP) |
| ライブラリの作成や修正を行うためのライブラリアン(TLIB) |
| ライブラリ |
| ボーランドのC/C++ランタイムライブラリ(RTL) |
| ANSI/ISO準拠の標準テンプレートライブラリ(STL) |
| Visual C++との互換性 |
| インポートライブラリをCOFF形式からOMF形式に変換するユーティリティ(COFF2OMF) |