原因   [世間]  

室井健亮さんの大学をベースにした「ニセ科学批判」の愚劣と云うエントリを読んで、なんかどこかで読んだことあるような論調だなぁ、と思いつつ言及しようと思ったんだけど。

ちょっと見てみたら、少し前に言及したoruteさんのエントリにトラックバックされていたorz。たしかに論調が近いと云うか、引用されている宮台さんのエントリとの関連も分からんし。

だれか教えて下さい。
ひとが自分のブログにこう云うことを書くことを自分に許す心境ってよく分からない(知的な面で自分にこんな言説を行うことを許容することができることがよく分からない)のですけれど。

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ってか、バカを晒してますがこの人。
>業務妨害
 成立するには構成要件を満たさないといけないことを知らないらしい。
>名誉毀損
 大体、提訴して既に1勝をあげたのは私の方なんだが。
 今係争中のヤツは、判決出てないから名誉毀損と認められるかどうかすらわからないわけで。
>大学のサイト上で私企業や個人の言動を悪として名指しで非難
 「間違っている」と事実を指摘しているだけ。

 何が言いたいのかさっぱりわからんよなぁ。

>「ニセ科学批判」という名の名指しによる糾弾が公的機関のサイト上で業務として行われているのです。

 糾弾でも何でもないな。科学を先に騙ったのは一体どっちだと。
あと、ウェブの活動だけじゃないです。インチキ浄水器がらみの鑑定嘱託とかきっちり業務で引きうけたこともあります。

 何て言うか、認識甘過ぎ。
by apj (2007-10-22 23:45)

schutsengel

> apjさん

と云うか、ぼくはすでにこの種のひとたちが「どうしてこう云うことを云いたくなるのか、また云う前に『自分の云っていることはどんな意味を持っているのか、どれだけの正当性を持っているのか』と云うことをなぜちゃんと考えなくても気にならないのか」と云うことに興味が移っているんですが。
by pooh (2007-10-23 00:12)

 なるほど、興味の方向はそちらでしたか。了解です。
 確かに、最近、(ゴキブリ一匹は除くとしても^^;)、同じパターンの議論が出てきていますね。

 共通点は、
(常識の範疇)
・業務の意味がわかっていない。
・publicという概念が欠けている。
・批判がいけないことだと思っている(あるいは、金儲けで全てが正当化される)
(法律の範疇)
・何をすれば法に触れるかを理解していない
(行動パターン)
・伝聞あるいは噂に基づいて行動する(原典にあたらない、書かれていることを読まないあるいは読めない)
あたりでしょうか。
 なんか、あるある大事典やらバラエティ番組に何も考えずにのせられる層と重なる気がしますが。

 身も蓋もない言い方をすると、ただ単に無知な上に情報処理能力を欠いているというだけに見えます。無知だから言ってることの意味に気付かないし、ちゃんと考える方法を知らない。従って気にもならない。
 ネットというインフラのおかげで、誰でも簡単に情報発信できるようになったから、そういう人が見えるところに出てきたというだけじゃないですか。
by apj (2007-10-23 01:34)

こんにちは、poohさん、 apjさん。

悪徳商法批判などをしていて、「仕事して報酬をもらう前に何かを買わせるなりお金を払うなりの話がでるのは全て内職商法と思ってください」なんて話を書いていて、「もし、まともな業者だったら、そんなことを書くのは迷惑では」なんて人には「紛らわしさの罪」なんて話をしていました。

主婦の方が多かったのでスーパーの買い物を例に挙げまして、「皆さんはスーパーで自分の私物も入っているバッグに商品を入れてレジまで運んだりせずに、備え付けのかごを使われるでしょ。途中でトイレに行きたくなったときは、商品入れたかごを持ったまま入ったりはされないでしょ」なんて話をしていたわけですね。自分のバッグにこっそり入れてお金を払わずに外に出たり、トイレで商品を隠して外に出る万引きというのがあると知っている人は「そういう悪いことをすると間違われたくない」という心がけを持っています。その心がけのある人は紛らわしいことをした人が「自分を万引き扱いするなんてけしからん」と怒っているのをみても「紛らわしいことをしなければ良いじゃないか」と思ったりするわけですね。この「悪いことをする人と間違われたくない」という心がけは社会秩序を維持する上でとても大事なことなんです。

こういう「心がけ」が失われた社会を想像すると「こわい考えになってしまった」と座り込んで泣き出したくなったりします。
by 技術開発者 (2007-10-23 05:12)

schutsengel

> apjさん

いや、興味の方向、なんて云う言い方をしてしまうとなんだか申し訳ないんですが。

何と云うかですねぇ。
レッテル貼りはしたくないけど、どうにも一定の傾向が見えるのが、どうにも。
by pooh (2007-10-23 07:47)

schutsengel

> 技術開発者さん

それ以前に、単純に言語能力のレベルで「自分の表現していることはこのような意味合いで伝わる」ということがちゃんと把握できないひとたちがいるんだろうなぁ、みたいにも思います。自分の表現が自分の何を晒しているのか実はよく分かっていない、みたいな。
by pooh (2007-10-23 07:51)

こんにちは、pooh さん。

 なんていうか、言語能力レベルの問題と言えばそのとおりではあるのだけど、言語能力の貧困さが内面に向いた時に、心の中で、きちんと筋道の通った思考を形作る事ができなくなる部分があると思っています。

例えば、外に対する表現で「可能性」を言うときに、「わずかな可能性がある」「可能性が半分くらいある」「可能性が高い」なんてきちんと使い分けられる人は、自分の心の中で思考を巡らすときも「可能性」という言葉に「どのくらいの」を意識できますし、しています。しかし、外に対して「可能性」としか表現できなくて、量的なものを付けずに話してしまう人は、心の中で思考を巡らすときも量的な把握ができないわけですね。

私がこの万引きのたとえ話などをする理由は、我々の日常生活が様々なモラルにより支えられている事などに気が付いて欲しいわけです。表層的に言語を紡ぐなら様々な発想はうかんでくるのだろうと思いますが、それが基本となる生存のためのモラル意識とつながらないなら、それは空虚な妄想に過ぎなくなってしまう面があるわけです。
by 技術開発者 (2007-10-23 08:33)

poohさん

リンク先10月20日のエントリ:「科学と倫理のパラドックス」でもアインシュタインの発言を意味不明に解釈していらっしゃいますので、文脈から意味を汲み取るのが不自由な方なのだと思います。だから自身の発言に対しても無責任になるのかな。
by Noe (2007-10-23 09:02)

こんにちは。

僕のところにもトラックバックが飛んできたので、なんだろう…と思っていたのですが、ここでも話題になってたんですね。

ちょくちょく話題に上がってきたと思いますが、こういう(往々にして過剰な表現での)発言をしてしまう方々の大きな問題の一つに、明らかな勉強不足がありそうですよね。例えば吉岡氏のサイトを読んだだけでニセ科学批判批判の記事を書いてしまう、というような。

で、poohさんのおっしゃってる「一定の傾向がある」ような人たちって、記事を書く前にどれぐらい調べるんでしょうか、ってところが最近気になっています。
勉強しない、ってのもそもそも問題なんですが、もし色んなところを回ってみた後でもこういった記事を書いてしまう方がいるなら、さらに深刻な問題なんじゃないかなあ、と。

あと、一度ああいう調子で自分の意見を書いてしまうと、間違いを認めたり訂正するのが嫌でますます勉強や調査をしなくなる、なんてこともあるのかなあ。
by dlit (2007-10-23 15:59)

schutsengel

> 技術開発者さん

いや、確かに言語能力の問題にしてしまうのは矮小化ではあるんですけど。

適切な角度で問題を捉えているかどうか自信はないですが、これってぼくがしつこく非難してる「紋切型」の問題のような気がするんです。なんと云うか、紋切型の思考様式、みたいな。

クリシェを口にすることで、何かを語っている気分になる。言葉の意味まで考えないで、その語感とか、一種magnitudeみたいなものだけを捉えて、その理解の範囲で思考を構築する、みたいな(少し前にここのコメント欄で「バトル」とやらを繰り広げていた方は、同じ単語を連呼することで意味を強調すると云う、なんかクレヨンしんちゃんもやらないような手法をとっていましたが)。
使用する言語で思考を語る、とか云うことを生兵法でするのは、dlitさんなんかも見に来ていらっしゃる場所ですべきではないんでしょうけどね。
by pooh (2007-10-23 21:53)

schutsengel

> Noeさん

言葉の使い方が粗い方は、概ね思考経路も粗いですよね。
でも、「これがおれの解釈だ。あんたは違うかもしれんが、これはお互いの自由だ」的な発想の方なのかも知れません。その発想はそもそもコミュニケーションを成立させないのですけど。
by pooh (2007-10-23 21:56)

schutsengel

> dlitさん

そちらにトラックバックが飛んでいるのは、どう云う意図によるものなんでしょうねぇ。

勉強不足、と云うか、なんかなんらかの意味で「自分の思索を深める」ことに興味をお持ちでないような印象を受けますね。どうも反論なんかを受けたときに、相手を殊更に目下に見たがる傾向も窺えますし、基本的に「自分は完成している」とか云う意識があるのかな。だから学べない、みたいな。
by pooh (2007-10-23 22:02)

 「反論」までもいかないような。
 調べれば直ちに解る「事実」の部分が最初から抜け落ちているので、価値判断を伴うような論を云々する前に「事実の部分が違う」で終了しそうですけど。
by apj (2007-10-24 00:05)

schutsengel

> apjさん

なんと云うかまぁ、そもそも「論」の手前ですよね。
事実誤認の指摘が意味をなすのは、当の相手に事実を認識する能力を期待できてこそ、ですし。
by pooh (2007-10-24 07:40)

こんばんは。

うーん、やっぱり「客観的な視点」に欠けているのでしょうね。自分の周りにどれほど多くのものがあるか、そしてネットに書く事でどれほど多くの人の目に触れるか、等を十分に感じ取れていないのでしょう。傲慢に響くかもしれませんが、想像力が不足しているのだと思います。

しかし、こんな単純な分析ではPoohさんはまず満足なさらないでしょうから「書いた人の心情」という観点から、もう少し考えてみます。
まず、書く動機はほぼ間違いなく「気に入らない事に対する感情の吐露」でしょう。ですからそのまま書こうとすると「こんなのおかしいだろ。何だよ。ふざけんな。わーわーわー。」とかなってしまいそうです。流石に幾ら何でもこれでは酷いので、自分の感情に合う様な言説を見つけてきてコピー(か、せいぜいパッチワーク)して書いているのではないでしょうか。
勿論、自分の意見に合う様な言説を探してきて自説を補強するという傾向は誰にでも多少はあるものです。しかしこの場合、元々の動機が感情的なものですから、自分自身で苦労して言葉を紡ぎ出すという手間はなるべくかけたくないわけです。そうした手間を最大限に惜しむ一方で「自分の言いたい事を言う」という部分を極端に強調させた結果、Poohさんの仰る「紋切型」になり、かつ「客観的にどう見えるか」という視点も(元々持ち合わせが少ないのに)どっかへ消し飛んでしまったのだと思われます。
つまり「何よりも自分の感情だけを優先させた結果がああいう文章である。そしてその根底にある要因として、想像力の不足がある」というのが私の解釈です。
by PseuDoctor (2007-10-24 21:44)

schutsengel

> PseuDoctorさん

あぁ、明解です。久々に芸風の冴えを拝見した気分です(と云うと失礼でしょうか)。

実際のところ、なにも云っていないんですよね。と云うか、ひどい云い方を承知で云えば、語るべきことは持っていない。なら、黙っていればいいのに、とか思うんですけどね。感情的、と云うか、それ以前のような。云いたいことがないのに「云いたいことを云いたい」、ってそれだけでひどい矛盾だ。

まぁブログで書き散らかしてる分には、夜の校舎窓ガラス壊してまわったり、盗んだバイクで走り出されたりするよりは世間への迷惑は少ないのかもしれないですけど。でもあんまり程度が低いと、対抗言説を準備しようにも文章として面白いものにならないので辛いです。
by pooh (2007-10-24 23:41)

僕の記事から直接あそこへ飛んでも背景を知らない人にとってはさっぱりだと思うんですけどねえ…

PseuDoctorさんの分析、わかりやすいですね。腑に落ちました。
それで殊更に用語とか表現とかを難解というか硬い感じにしたりもするんですかね。

そういえばリンクがあったので久しぶりにoruteさんのところ覗いてみたのですが、相変わらずという印象を持ちました(^^;
by dlit (2007-10-25 11:44)

チラシの裏でやれ、って話では^^;)

2ちゃんねるにアレな表現が多いことも確かだけど、ずばり当てはまる表現もあるなぁ……。
by apj (2007-10-25 21:10)

schutsengel

> dlitさん

まぁ、わざわざ意図と云うほどの言葉を使うにあたいするほどのものはないのかもしれませんが。
このエントリにもトラックバックを飛ばして来てますね。ぼくのトラックバックは受けないのに。

用語に固い感じを受けるのは、単にそれを自分で噛み砕かないで使っているからだと思うんです。これと云って表現し伝えるべきものがあるわけではないので、咀嚼する必要もないんでしょう。

oruteさんのところ、ぼくも覗いたりしてます(って云うか言及先はしばらくフォローはするんですが)。なんと云うか、ある種の方々にとってフェアネスと云うのはどんな意味を持つんだろう、とか考えさせられたりします。フェアに振る舞えないことをひとは自分に対してどこまで許容できるのか、みたいなレベルで。
by pooh (2007-10-25 22:15)

schutsengel

> apjさん

チラシの裏でやらないんだったらそれなりに覚悟を決めろ、と云うところでもあるんではないでしょうか。
と云うかここまで来ると、計算ずくの釣りにも見えて来ますけど。
by pooh (2007-10-25 22:16)

こんばんは。

Poohさん、dlitさん、お褒め頂いて有難うございます。
>久々に芸風の冴えを拝見した気分です(と云うと失礼でしょうか)。
失礼などとんでもない、とても嬉しいです。何故かと言いますと、私の一つの理想として「文章を読んだだけで私の書いた物だと認知して貰える」というものがあるからです。おそらく一生かけてもそのレベルには到底及ばないでしょうが、もし私の書いた文章に芸風らしき個性が宿っていたとすれば、それは私にとって大いなる喜びです(ちょっと大袈裟)。

調子に乗ってもう少し書いてしまいます。
結局、動機は「衝動」なのでしょうね。で、そもそも衝動というのは言葉にし難いからこそ、窓ガラスを割ったりバイクを盗んで走ったりするという形でしか表現出来ないのですが、ブログに書く為にはどうしたって言葉にしないわけにはいかない。自分の衝動をた易く言語化出来ない(もし出来るのならそのまま書けば良いですね)時に何をするかというと、ネットサーフィンなどして、読んだ際に自分の衝動を宥めてくれそうな言説を探します。そういったものをコピーするので紋切型になるのでしょう。また「読んだ時に自分の衝動が宥められるかどうか」が判断基準なので、論理的な整合性や公平さとかには殆ど注意が払われない。
その際に、意識してか無意識かは解りませんが「自らの力で言語化できない」というのを引け目と言うか弱みに感じているから、殊更に難しい言葉を使って「武装」したがるのではないかと考えます。
by PseuDoctor (2007-10-25 22:32)

schutsengel

> PseuDoctorさん

うむむ。
反論ではないのですが、例えば少し前にコメント欄でoruteさんと「対話」した(oruteさんの認識では「バトル」した)際に、「oruteさんがぼくの使った語彙を(意味を理解しないで)そのまま使う」と云うことが頻出しているんですよ。インデックスする、と動詞で使っている言葉に対して「そのインデックス」と名詞に捉えて返す、みたいな。
衝動があるのは確かですけど、「自分の衝動を宥めてくれそうな言説」を見分けるだけの言語能力があるかどうかから疑わしいと思います。
by pooh (2007-10-25 22:42)

そうですね、ちょっと言葉足らずでした。
「言語能力が不足している」という点に関しては、全く異論はありません。ただ、「自分の衝動を宥めてくれそうな言説」を見分けるのに、必ずしも言語能力を使っていない、というのが私の考えです。
つまり「何だか良く解らないけどカッコいい」ですとか「内容は理解できないけど気に入らない奴をこき下ろしているのでスカッとした」ですとか「難しそうな言葉を使われて癪に障ったから意味は解らないけど同じ言葉を使って言い返した」などという程度のレベルではないかと思うのです。
言語能力が低いからこそ、理解していない言葉を無理に使ってみせて虚勢を張るのではないでしょうか。
by PseuDoctor (2007-10-25 23:14)

schutsengel

> PseuDoctorさん

ふむむ、まぁおっしゃるとおりだと思います(それにしてもPseuDoctorさんがお書きになると分かりやすいのはなぜだ)。

それにしてもぼくはよほどの厳密さが必要な場合を除いて難しい言葉遣いを極力避けてるんですけどねぇ(そのせいで文章がつっこみどころ満載になってしまうけど、それは覚悟のうえ)。ひらがなも多いし。
by pooh (2007-10-25 23:56)

「言葉遣いで武装している」、という感じですよね…。

後、(別の所に、同じ様な事を書いたのですが)「文脈から語の意味を類推する」のでは無く、「脳内辞書に従って語を解釈し、文脈を創造する」、という感じでしょうか。

PseuDoctorさんの仰る「パッチワーク」とは、まことに、言い得て妙、であります。
by TAKESAN (2007-10-26 00:36)

schutsengel

> TAKESANさん

なんと云うか、それはすでに「言葉遣い」と云う用語で語るのにはふさわしくない営為なんじゃないか、とか思いますけどねぇ。

パッチワークならパッチワークでもいいんですが、でもパッチワークにもセンスが必要ですよね。
by pooh (2007-10-26 07:56)

schutsengel

言及先のご要望に応じトラックバックを再送しました。
by pooh (2007-10-26 08:34)

 poohさんの難しい言葉遣いを極力避けるってのは僕もいつも心がけるようにしています。

 パッチワークの部分部分がせめて一応つながっているなら、つながり方とか「センス」を議論できるんですけどねえ…PseuDoctorさんのおっしゃっている「衝動」だけはなんだかよく伝わってくる気がします。

 しかし、お互いトラックバックを送ってあって向こうからはリンクもはってあるようなので、見ている人は両方にきちんとアクセスできて良いですね。
by dlit (2007-10-26 11:07)

schutsengel

> dlitさん

dlitさんの文章はぼくはいつも羨んでます。あんなふうに分かりやすく明解に、スマートに書ければいいなぁ、とか思ってます。

なんと云うか、おっしゃるとおりパッチワークがデザインをかたちづくってないんですよねぇ。だから論じるに値しないものにしかならなくて、World Wide チラシの裏にしかなってない。

> しかし、お互いトラックバックを送ってあって向こうからはリンクもはってあるようなので、見ている人は両方にきちんとアクセスできて良いですね。

本来トラックバックと云う機能はそのためにあるんだと思います。ぼくはよく関連記事にセルフトラックバックを送ったりしています。
でもまぁほら、ぼくは先日「断りもなくトラックバックを送ってくるのは失礼だ」とかよく分からない角度で噛み付かれたばかりだったりもしますので(^^;。
by pooh (2007-10-26 22:32)

ありがとうございます。
僕にとっては「わかりやすい」というのが一番嬉しい評価の一つなので。

>「断りもなくトラックバックを送ってくるのは失礼だ」とかよく分からない角度で噛み付かれたばかり

僕もこの出来事を覚えていたので、室井さんの対応は(多分)普通の対応であるにも関わらずちょっと感動してしまったというか(^^;
by dlit (2007-10-27 07:13)

schutsengel

> dlitさん

ぼくはほんとは「面白い」と云う評価が一番欲しかったりします。「芸」的な部分で。

えと、ちょっとだけ「なんでもトラックバックを送ればいいってもんでもない」とも思いますけど(^^;。
by pooh (2007-10-27 07:58)

横からで申し訳無いのですが、一言コメントさせてください。

私も"ニセ科学批判"批判する人の「動機」が理解出来なくて、単に無知なだけが理由では無いだろうと思っていたのですが、この一連のコメントを読んで少し分かってきたような気がします。

要するに、彼らはネット上に「夜露死苦」って書きたかったのかな、と。
by トド (2007-10-31 01:17)

schutsengel

> トドさん

いらっしゃいませ。

便所じゃなくて壁の落書き、ってことですか?
by pooh (2007-10-31 07:42)

poohさん、すみません、余りに説明が無さ過ぎでした。自分の中でストンと理解出来た(ような気がした)ので、嬉しくてそこだけ書いてしまいました。

かなり前から吉本さんのサイトのROMをしておりまして、そこからapjさんや菊地さんを知り、色々学ばせて頂きました。

お陰様で、吉岡氏や江本氏のような「利害(目的)」がはっきりしたニセ科学論者とその信奉者については、ある程度分かってきました。

ところが、特に彼らと利害を共有しない人達が、ニセ科学批判する方達に対して時に攻撃的な姿勢を表明するのかが理解出来なかったのです。

科学とニセ科学の違いが解らない人達もそれなりに大勢いて、ニセ科学(の中の幾つか)を信じてしまった(または信じたいと思ってしまった)人は多いのだと思います。そう言った人にしてみれば、ニセ科学批判は自己の存在を否定されたとまで思ってしまうのかも知れません。

まぁ、普通はそこで反省し「正しい知識を得てもうニセ科学には騙されないようにするぞ」と思うのですが、中には否定されたことに反発する人が出てきます。そういう人は、自己顕示欲が強いのかも知れません。目立ちたい訳です。

しかし、反発したくても理屈では敵いません。そこで、同類を集めようと(なかば無意識に)表現します。その時の表現方法は、「落書き」というのはたしかにそうなんですが、彼らにとっての吐露ではある訳で、PseuDoctorさんが仰られるような

> 「何だか良く解らないけどカッコいい」ですとか「内容は理解できないけど気に入らない
> 奴をこき下ろしているのでスカッとした」ですとか「難しそうな言葉を使われて癪に障っ
> たから意味は解らないけど同じ言葉を使って言い返した」

表現な訳です。その時に彼らにとって重要なのは、同類の共感を得ることなので、とにかくインパクトが有って、かっこいいと思われるような表現方法が重要なのだと思います。

その結果が、珍走団やヤンキーが「俺らはこんな難しい漢字が使えるんだぜ」という意図から書いた「夜露死苦」と同じ様なものなのではないか、と思った次第です。

皆さんが書かれたコメントを読んで、私なりの理解に至った経緯を長々と説明させて頂きました。
私が理解したと思っていることに対して、「そうじゃないよ」というご批判がございましたら、お手数ですが、コメント頂けると有り難いです。
by トド (2007-11-01 02:43)

schutsengel

> トドさん

あぁ、なるほど。そう云う角度でご覧になるのなら、まぁ云い得て妙、って感じですねぇ。

いや、特に違和感を表明するような部分はないです。
と云うか、おっしゃるとおりだとすると彼らとぼくなんかには(ネット上での振る舞いと云う点では)ほぼ文化を共有する部分がないので、なるほどなぁ、というだけですねぇ。ぼくなんかはいかに理屈っぽくなくわかりやすく書くかに腐心しているくちなので。
by pooh (2007-11-01 07:44)

schutsengel

だんだんこのエントリが誤解に基づいていたことがはっきりしてきた。
(と云うか、この「室井健亮さん」とやらの正体がだんだん分かってきた。トラックバックの飛ばし方やら、2ちゃんねるへのコピペの仕方やら)
それはまぁ、「不思議な知的退廃」を見せていても不思議はないかなぁ。

せっかくお相手をしてあげたのに文体模写までされた石田剛さんがいちばん割りを喰ったような。余計なお世話ですけど。
by pooh (2007-11-16 08:23)

 室井さんのところにどういうコメントをしようか考えたのだが、結局、事実誤認だというコメントをしてきた。
 名誉毀損で刑事と民事の両方で相手の責任を問い、刑事では罰金刑となり、民事では勝訴したのは私の方である。今争ってる件は、名誉毀損だと言われたことに対して私の方から債務不存在確認の訴えを起こした形になったので、これからの弁論と裁判所の判断待ちであること。つまり、正面から裁判所で争った結果名誉毀損と認められない可能性は十分にあるわけ。

 私が名誉毀損をしているという風評を書いておいて、私が現実に名誉毀損訴訟で一勝あげたことを無視するのはけしからん罠。
 科学とは離れるとしてもだ、法的関係の認識の方がなってないのはどういうことかと。
by apj (2007-11-16 23:27)

schutsengel

> apjさん

ちょっと静観させていただきますね。
by pooh (2007-11-17 05:52)

私も、これ以上向こうに何か書くつもりはないです。
それよりも、次回の準備書面をどうするかとか、次に提訴するとしたらどうやるかといったことの方がずっと大事ですので。
by apj (2007-11-17 12:29)

schutsengel

> apjさん

ぼくも正直このエントリを引っ込めようかとか考えています。
ノイズへのジャンプステーションを維持していくのも不愉快なので。
by pooh (2007-11-18 23:04)

 了解。
 向こうも、私のblogにトラックバックしてきてますが、今回に限りさくっと消してます。
 単にアクセスを増やそうとしているだけなので。
by apj (2007-11-19 04:36)

schutsengel

> apjさん

このエントリについては、こうなってくると主旨から云っても引っ込めても問題ないかな、と。

コメンテーターのみなさん、ご了承ください。
by pooh (2007-11-19 06:24)

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被告=お茶の水女子大学へ(室井健亮の憂言記 11/18 15:58)

ニセ科学論者達(大学の業務として)はわざわざ大学のサイト外にまで出張して、大学のニセ科学批判サイトの宣伝活動をしているようである。これら大学による行いは全く愚劣なものである。 さて、大学の行いの何が現在、司直で問題になっているのか?、をここで指摘しておく

トラックバックが反映されないということのようですので(室井健亮の憂言記 10/26 08:22)

So-net blog:Chromeplated Rat:原因 何度か飛ばして下されば幸いです。 【追記】 科学から離れた日常的な場面で人々が科学的に考えないことは問題では全くない。科学から離れた日常的な場面であるにも拘らず『科学者が言ったんだから、それが科学的考えだ』と思う人達がいる

普通の科学者の気持ちを代弁すると…(室井健亮の憂言記 10/25 17:43)

原罪とは人間の認識や行為は全て間違いだという観念です。可謬性(誤ることもある)ではなく必謬性(必ず誤る)です。 まもなく『挑発する知』文庫版が筑摩書房から出ます! - MIYADAI.com Blog これはニセ科学論者達への叱責である。ニセ科学論者は、日常的に科学的思考を

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