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11/17-12:19--引き合い好調多くで完売 好条件、PRも奏効 岡山県初の市場公募債

 公共事業などの資金調達の多様化と安定化を目的に岡山県が今年度初めて発行する「全国型市場公募地方債」の引き合いが好調だ。優良団体に引けを取らない発行条件で、依頼格付けでも高い評価。石井正弘知事が自ら行った積極的なPRも効を奏し、既に引受会社の多くで完売したもようだ。同債は、県内外の銀行、証券会社など24金融機関で19日まで購入者を募集し、30日に発行。期間は10年の満期一括償還で、100億円を調達する。7日から募集が始まったが「ある引受会社では個人投資家向けの枠が2日で完売した」(県財政課)。別の会社もすぐに予約でいっぱいになるなど、同債を引き受ける金融機関の多くで、既に完売しているという。表面利率は1・72%で、発行価格は100円当たり99円97銭。満期まで保有した場合、応募者利回りは1・723%となり、10年満期一括償還の国債との差は0・145%に設定された。この差は埼玉県、静岡県などと同じで、今月に発行条件を定めた団体の中でも、格付けの高い優良団体と並ぶ好条件。また、県は10月、募集に先立ち、国内最大の格付け会社「格付け投資情報センター」(東京都)から「AA」を取得。「経済力の発展余地が大きく、引き続き行財政改革に取り組むため、中期的に信用力が改善する可能性が高い」と判断され、21段階で上から3番目と、客観的な信頼性も獲得した。投資家や引受会社を対象にした説明会も同月、東京都内で開き、石井知事が自らPR。参加した多くの金融機関や投資会社が、前向きな反応を示した。県財政課は「発行条件も他県と比べ有利で、順調に推移している。全国へPRすることができ、東京で説明会を開いたことも効果があった」と強調している。

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