本屋さんへ出かけた。
あんなに楽しい場所はない。手軽にタイムスリップできる場所だと思う。
今は季節柄、クリスマス特集を設けてある所が多い。
お気に入りを買い求めて、一角のクリスマス童話のコーナーの一冊を手に取った。
挿絵が素晴らしいが、題名が家にあるものと違っていたので「ああ、訳者によって題名も変わるのね」とひとり納得していたら、私の足元に5歳位の坊やが正座して読み始めた。
あら、ママは?パパは?見渡してもいない。
で、坊やは読み終えたのか、スクッと立ち上がり私に向かって
「この本、スッゲッ面白い!まっじっ面白い!」
言ってどこかへ行ってしまった。買えよ!と言わんばかりに・・。
キムタクかよ〜・・・と思いながら、坊やが一心に読んでいたお勧めの本は
亀岡亜希子さん作の「年に一度のお客様」です。
機会がありましたら皆様、手に取ってお読みください。まっじっ面白い!そうです・・。
その坊やを見て思い出した家族がある。
慣れない所へ来て、長女の幼稚園バスを待っている時に声をかけて頂いた。
それから、コーヒーを頂きにお邪魔して、親しくさせて頂いている。
驚いた事に御主人様は私の母と同じ、昭和一桁生まれ齢だった。
20数年前と同じように今でもジーンズ姿だ。奥様もチャーミングな方でスタイルが良い。
私の犬好きはその家族によって、より拍車がかかった。
当時、まだ珍しかったパグ犬を飼っていた。吠えないが媚も売らない、抱かれる事を嫌う良い犬だった。
つないでも無かったが、敷地、近辺から出る事もなかった。
人が来ると嬉しいのか、来客の近くで寝そべっていた。
晩年、白内障で見えていなかったが、残された聴力や匂い、動物的勘で上手に歩いていた。
御主人の声や動きに最後まで忠実だった。
「飼い主に似る。」とは聞くが、風来坊的に飄々と、でも信念がある所はそっくりだ。
そのパグ犬が旅立った時に、それまでは御主人がパグ犬にそっけない様に見えていたが、とても深い愛情と絆を見た想いだった。
そのパグ犬と共に成長した次男の方は、私が初めて会ったのが、昨日の坊やの年くらいだった。
素直な可愛らしいお子ちゃまだったが、今月結婚式をあげると聞いた。
立派に逞しく成長した青年が、昔も今も純粋なままだと思わせてくれた夜でした。
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可愛いー(^^)スッゲ面白い本を探しに行ってきます。
やっぱ、犬がほしい!!まっじっ大切に飼います!(^0^)
rikuさん、スタートラインは同じデス。あっ、私フライング常習でしたー。
2007/11/18(日) 午前 10:59 [ ノエ ]
ノエちゃん、まっじっデスカ?笑
ところで、お気に入りの本は見つかりましたか?
ワンコは話し合ってから飼いましょうワン!
2007/11/18(日) 午後 4:51 [ kirapika1188 ]