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【政治】

地域とつながり弱い52% 人間関係の希薄化浮き彫り 

2007年11月18日 06時16分

 内閣府が18日付で発表した少子化対策に関連する家族・地域のきずなに関する意識調査で、自分と地域の人たちのつながりが「弱い方だと思う」と答えた人が、「どちらかといえば」も含め計52・5%と過半数に上った。その一方で、同居している家族のつながりについては、「強い方だと思う」との回答が「どちらかといえば」を含め計87・8%に達した。

 核家族化や少子高齢化が進行する中で、人間関係が家庭内にとどまり、地域社会との交流が希薄になっている実態をうかがわせる結果となった。

 地域で参加している活動(複数回答)では「町内会・自治会」が47・6%で最多だったが、「特に参加していない」も42・8%に上った。

 調査は今年1−2月に全国の18歳以上の4000人を対象に行い、2409人から回答を得た。

(共同)
 

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