電通グループ、キャラクター事業でソニー関連会社と業務・資本提携
電通とその子会社電通テックは、ソニー・グループでキャラクター・マーチャンダイジング事業を手がけるソニー・クリエイティブプロダクツ(SCP)と業務/資本提携する。電通などが8月2日に明らかにしたもの。
SCPは、ソニーが子会社を通じて100%出資するキャラクター事業会社。電通と電通テックは9月1日付けで、SCPの第3者割当増資を引き受け、普通株式17万4600株、無議決権配当優先株式32万200株を取得する。増資後、電通グループはSCPの発行済み株式の33.3%、議決権にして14.99%を保有する。
電通グループではキャラクター・マーチャンダイジング事業を、広告事業と親和性が高く有望な周辺市場と位置付ける。今回の提携によりSCPのマーケティング、流通ノウハウを取り入れ、キャラクター利用権などの販売先(ライセンシー)との関係を強化する狙い。
また電通、電通テック、SCPの3社間で、プロパティ(キャラクター)開発/調達や権利関連業務、商品販売、プロモーション企画などについて分業/協業を進め、業務の効率化を図る。
SCPでは、競争の激化するキャラクター・マーチャンダイジング市場での地位強化に向け、増資により経営基盤を充実させる。早期に業務提携の実効性を高め、事業規模を拡大するという。
■関連情報
・電通のWebサイト http://www.dentsu.co.jp/
・電通テックのWebサイト http://www.dentsutec.co.jp/
・ソニー・クリエイティブプロダクツのWebサイト http://www.scp.co.jp/
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