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[国内] 【ミック研調査】
国内組み込みシステム市場、2007年度は前年比10%増の成長に

2007年度の市場規模は1兆1,540億円。2011年度まで年率13%の成長を予測

(2007年11月07日)

 ミック経済研究所は11月7日、「エンベデッドシステム・ソリューション市場の現状と展望 2007年度版」を発表した。同調査は、エンベデッド(組み込み)システム関連ベンダー106社を対象に行われた。

 同調査によると、2007年度の国内組み込みシステム市場の規模は前年比10.2%増の1兆1,540億円に拡大する見通しだという。市場構成では、システムの受託開発を中心とするサービス関連が市場全体の67.9%(7,840億円)を占めるに至っている。また、ハードウェア関連が18%(2,070億円)、ソフトウェア部品関連が14.1%(1,630億円)に達すると見込んでいる。


国内組み込みシステム市場の推移

 ミック研は、2011年度までは組み込み市場全体として年間平均成長率13%で拡大を続け、2011年度には市場規模が1兆8,770億円に達すると予測している。なかでもサービス関連は、情報家電や自動車関連で高まる組み込みソフト開発の需要に後押しされ、2011年度まで年間平均成長率12%を維持すると分析している。

 ソフトウェア部品関連についても、携帯電話/情報家電/カーナビなどにおいて、部品単位でのソフトウェア開発が増加する傾向にあり、2011年度まで年間平均成長率20%に達すると予測する。

 ハードウェア関連は、組み込み用半導体の開発が今後も安定的に成長することを見込んでおり、2011年度までに年間平均成長率11.5%で拡大していく見通しという。

 2011年度における市場構成は、サービス関連が1兆2,300億円、ソフトウェア部品関連が3,310億円、ハードウェア関連が3,160億円へそれぞれ拡大するとしている。

(Computerworld.jp)



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