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銃刀法違反:息子のけんか、父包丁 相手の少年、仕返しに監禁 2人逮捕--名古屋

 高校生の長男(17)に暴行したアルバイト店員の男(18)が、示談の条件だった治療費を払わないことに腹を立て、包丁を持って店員の家に乗り込んだとして、愛知県警名東署は17日、父親の名古屋市名東区牧の里2、清掃作業員、有村健二容疑者(45)を銃刀法違反容疑で逮捕した。一方、店員=同区在住=も有村容疑者の自宅に押しかけ、長男を連れ出し監禁したとして17日、未成年者略取と逮捕監禁容疑で同署に緊急逮捕された。

 調べによると、有村容疑者は16日午後11時10分ごろ、店員宅で包丁(刃渡り約17センチ)を所持した疑い。店員は不在で父親が応対したが、興奮した同容疑者が車から包丁を取り出したという。包丁は店員の兄が取り上げ、通報で駆け付けた名東署員に渡した。

 事件に立腹した店員は17日午前1時半ごろ、軽四貨物で有村容疑者宅に行き、「おやじが何をやったか分かっているのか」などと長男を脅迫、長男を車に押し込み、近くの病院敷地内で目と両手首に粘着テープを巻き、午前2時ごろ解放するまで逮捕監禁した疑い。

 店員と長男は中学時代の先輩、後輩で仲が悪かったという。長男は先月、店員から暴行を受けたが、治療費の支払いを条件に被害届を出さないことで示談していた。両容疑者とも容疑を認めているという。【月足寛樹】

毎日新聞 2007年11月18日 中部朝刊

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