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世界を愛で満すために〜ヨハネ・パウロ二世100の言葉〜2007/03/26
今回は、平和と正義、人権と対話を求めつづけた故教皇ヨハネ・パウロ2世が、すべての人々に語りかけた言葉の泉の中から選んだ100の短い言葉集をご紹介します。
1981年、教皇ヨハネ・パウロ2世が、「平和の使徒」「平和の巡礼者」として、この日本の地においでになり、東京、広島、長崎を訪問されたことをご記憶の方も多いことでしょう。 特に、広島から「平和アピール」を出されたことは、世界の平和を語るとき、常に触れられるこの教皇様の偉大な業績に1つです。 「平和」と共に、この教皇様について語るとき、「人」「愛」「いのち」など、いくつかのキーワードなしには語れません。 ヨハネ・パウロ2世の教皇在位期間は26年。多くの文書を書かれ、メッセージを出され、多くの発言が発表されました。この教皇様ほど、多くの文書を書いた教皇はいないと言われます。 その多くの文書の中から、100の言葉を選ぶのは至難のわざだったことでしょう。 しかし、読めば読むほど、編者の選択眼に驚くばかりです。 各ページに1つの言葉が載せられており、どこを開けてもよいのですが、初めから順に読むと、ヨハネ・パウロ2世のお考えの全体を知ることができます。 全体を貫いているのは、この教皇の人間に対する深い愛、信頼。そして、神への愛と信頼です。 本書のタイトル『世界を愛で満たすために』は、ヨハネ・パウロ2世の生涯をひと言で言い表したものです。 読者のみなさまも、本書をとおして、この教皇様の願いが、この世界に実現されますようにとの同じ思いに心打たれることでしょう。ぜひお勧めしたい本です。 女子パウロ会 発行
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