<1 BSアナログハイビジョン放送の終了関連> |
- Q1−1
- なぜ、BSアナログハイビジョン放送をデジタル化するのですか?
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A1−1
- デジタル放送は、高画質、高音質、高機能(データ放送や双方向サービス)という特長を有しています。今後の放送のデジタル化を推進する上で、地上アナログ放送、BSアナログ放送ともに2011年には放送を終了します。
- また、アナログハイビジョン放送は、このデジタル放送へ円滑に移行するための放送で、2007年(平成19年)に終了します。
- 今般、総務省は、NHK、関係事業者等と調整し、所要の手続きを踏まえ、2007年(平成19年)11月30日までにBSアナログハイビジョン放送を終了することとしました。
- なお、NHKのアナログハイビジョン(BS−9チャンネル)放送番組は、平成19年9月30日に終了します。
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- Q1−2
- なぜBSアナログハイビジョン放送については、他のBSアナログ放送よりも早く終了することとなったのですか?
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A1−2
- 主に、以下の理由によるものです。
1) |
BSデジタル放送への早期移行及び周波数の有効利用という観点から、できるだけ早期に終了することが望ましいと考えられたこと。 |
2) |
BSアナログハイビジョン放送は、他のBSアナログ放送とは異なり、本放送ではなく、暫定的な位置付けの放送として実施されており、各メーカーにおける対応受信機の生産についても、比較的早期に停止されることが見込まれたため、早期の終了を期待することが可能と考えられたこと。 |
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- Q1−3
- 2007年までにBSアナログハイビジョン放送(BS9ch)を終了するということは、いつ決まったのですか?
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A1−3
- BSアナログハイビジョン放送については、1999年6月11日の電波監理審議会答申を受け、同月23日に変更された放送普及基本計画により、遅くとも2007年までに終了することになりました。
- <参考>
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<BS放送における高精細度テレビジョン放送のデジタル方式への円滑な移行>
パブリックコメント(意見募集)の実施(事業者向け)[平成10年10月28日]
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/housou/981028j702.html
パブリックコメント(意見募集)の実施(一般の方向け)及び結果(事業者の回答)[平成10年11月10日]
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/housou/981110j701.html
パブリックコメント(意見募集)の結果(一般の方の回答)[平成10年12月24日]
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/housou/981224j702.html
電波監理審議会諮問[平成11年3月30日]
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/housou/990330j701.html
電波監理審議会答申[平成11年6月11日]
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/housou/990611j702.html
※BSアナログハイビジョン放送の終了時期について、遅くとも平成19年までとする旨決定。
<衛星放送の在り方に関する検討会(座長:多賀谷一照 千葉大学副学長)>
[平成14年3月27日〜平成14年12月25日]
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/021225_3.html
電波監理審議会諮問[平成15年1月15日]
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030115_1.html
パブリック・コメント(意見募集)の実施[平成15年1月15日〜平成15年2月12日]
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030115_2.html
電波監理審議会答申[平成15年3月19日]
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030319_7.html
施行[平成15年4月9日]
※BSアナログハイビジョン放送の終了時期について、平成19年とする旨決定。
<BSアナログ・ハイビジョン放送の終了及び新たなデジタル放送の開始に係る連絡会>
[平成17年9月15日〜]
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050915_2.html
連絡会確認事項を公表[平成17年12月26日]
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051226_5.html
パブリック・コメント(意見募集)の実施[平成18年2月8日〜平成18年3月10日]
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060208_5.html
電波監理審議会諮問・答申[平成18年3月15日]
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060315_4.html
施行[平成18年3月31日]
※BSアナログハイビジョン放送の終了時期について、平成19年11月30日までとする旨決定。
なお、NHKのアナログハイビジョン(BS−9チャンネル)放送番組は、平成19年9月30日に終了します。
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- Q1−4
- 現在、デジタルテレビ等の世帯普及率は全世帯の2割程度と聞いています。まだ、BSアナログハイビジョン受信機でBSアナログ放送を見ている世帯が数多くあるにもかかわらず、2007年秋には、BSアナログハイビジョン放送(BS9ch)を終了するのですか?
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A1−4
- 2007年(平成19年)6月末現在、BSデジタル放送受信可能世帯数が約2,501万世帯(NHK調べ)となっており、2000年(平成12年)12月のBSデジタル放送開始以降着実に普及して来ています。
- 総務省、放送事業者、メーカー、関係団体等は、視聴者の皆様のご理解・ご協力を得て、2007年(平成19年)秋のBSアナログハイビジョン放送の終了、及び2011年(平成23年)の全BSアナログ放送の終了を円滑に進めてまいるとともに、引き続きBSデジタル放送への移行を推進してまいります。
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- Q1−5
- 仮にBSデジタル放送の普及が遅れた場合にも2007年にBSアナログハイビジョン放送を終了するのですか?
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- A1−5
- 2007年(平成19年)のアナログハイビジョン放送の終了及び新たなBSデジタル放送の開始について、広く周知し、BSデジタル放送の普及に努めて参る所存です。
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- Q1−6
- アナログハイビジョン放送(BS9ch)以外のBSアナログテレビジョン放送は、いつ終了するのですか?
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A1−6
- 放送普及基本計画において、BSアナログ放送(NHK(BS−1、BS−2)及びWOWOW)は、「2011年(平成23年)までに終了する。」となっています。
- 具体的な終了日等については、視聴者の皆様のご意見等も踏まえ、今後、総務省において、所要の手続きを経て、決定される予定です。
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- Q1−7
- デジタルテレビ等の購入の際には、公的な支援はないのですか?
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A1−7
- アナログ受信機を購入して頂いていた時と同様、テレビ受信機等の買い替えについては、個々の視聴者の方々にご負担頂いています。
- なお、終了予定のBSアナログハイビジョン放送と同内容の番組が、BSデジタル放送で放映されていますので、デジタルチューナーもしくはデジタルチューナー内蔵録画機器をご購入頂くことで、ご覧頂くことができます。
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<2 現在使用中のテレビの活用方法関連> |
- Q2−1
- 現在、使用しているハイビジョンテレビ(MUSEデコーダー内蔵)は使えなくなるのですか?
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A2−1
- BSアナログハイビジョン放送は2007年(平成19年)で終了しますので、ご覧頂くことはできなくなりますが、他のチャンネル(BSアナログ放送、地上アナログテレビ放送)は引き続きご覧になれます。
ただし、これらのチャンネルも、2011年(平成23年)には終了し、全ての放送がデジタル化されます。現在ご使用中のハイビジョンテレビ(MUSEデコーダ内蔵)では、デジタル放送をご覧頂くことはできません。
- 現在ご使用中のテレビでも次のような方法で、デジタル放送をご覧いただけます。
1) |
新しくデジタルチューナーもしくはデジタルチューナー内蔵録画機器を購入して頂く方法。 |
2) |
ケーブルテレビ経由でご覧頂く方法。(この場合、具体的な条件等はケーブルTV事業者によって異なりますので、お住まいの地域のケーブルTV事業者に問い合わせてください。) |
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- Q2−2
- デジタルチューナーを接続すれば、今までどおり、ハイビジョン画質で、放送を視聴できるのですか?
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- A2−2
- デジタルチューナーもしくはデジタルチューナー内蔵録画機器を接続することでハイビジョン放送を視聴できます。ただし、接続方法については機種によって異なりますので、取扱説明書等をご参照いただくか、あるいはメーカー・販売店等にお確かめください。
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3 テレビの買い替え関連 |
- Q3−1
- BSデジタル放送に対応したテレビを購入する場合、具体的に、どれくらいの出費が必要になりますか?
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A3−1
- 準備する機器や受信の仕方により、費用は異なります。費用は販売店等でご確認ください。
- 今持っているアナログテレビを引き続きご使用される方は、デジタルチューナーもしくはデジタルチューナー内蔵録画機器をご購入頂ければ引き続きご使用いただけます。
- なお、BSアンテナが付いていない場合は新しく設置する必要があります。
- ケーブルテレビでデジタル放送をご覧になられる方は、ケーブルテレビの伝送方式により必要な機器が異なります。詳しくは、ご契約のあるいは地域のケーブルテレビ事業者にお問合せ下さい。
- マンション共聴や、難視聴対策共同受信施設などで、BSデジタル放送が伝送されていない場合は、施設の改修が必要です。改修方法や経費は個々の施設によって異なりますので、専門のメーカーや施工業者にご相談ください。
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- Q3−2
- デジタル放送も、パソコンで視聴することができるのですか?
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- A3−2
- デジタルチューナーを内蔵しているかあるいはデジタルチューナーを接続可能なパソコンであれば、デジタル放送を視聴する事が可能です。
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- Q3−3
- テレビを買い替えた場合、現在使用しているハイビジョンテレビはどうすれば良いのですか?
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- A3−3
- デジタルチューナーもしくはデジタルチューナー内蔵録画機器と接続して頂ければ、デジタルハイビジョン放送を引き続きご覧いただけますが、テレビの買い替えの際に販売店にご相談頂くようお勧めします。
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4 受信方法関連、その他 |
- Q4−1
- 2007年秋以降に、BSアナログハイビジョン放送で視聴していた番組を見るにはどうすれば良いのですか?
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- A4−1
- 現在、同一内容をBSデジタルハイビジョン放送で放送しており、デジタルチューナーもしくはデジタルチューナー内蔵録画機器をご用意いただければ、引き続きBSアナログハイビジョン放送で視聴されていた番組をご覧いただけます。それに加えて5.1サラウンド放送やデータ放送などのデジタル放送ならではのサービスを利用できます。
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- Q4−2
- 今持っているアナログハイビジョンテレビで、BSデジタル放送を見るにはどうしたら良いですか?
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- A4−2
- デジタルチューナーもしくはデジタルチューナー内蔵録画機器をご購入頂ければ、今お持ちのアナログハイビジョンテレビでご覧いただけます。
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- Q4−3
- 戸建住宅でBSアナログハイビジョン放送が始まったときに設置したBSアンテナでBSデジタル放送を受信できますか?また、同時に設置したブースターや分配器など機器もそのまま使用できますか?
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- A4−3
- BSアナログ放送のみ放送されていたときのBSアンテナは、BSデジタル放送が受信できない製品が少なからず存在します。また、ブースターや分配器等の機器類で、放送の種類の増加や伝送帯域が拡大して製品の性能がこれに追従していない場合があります。詳しくはメーカーあるいは販売店等にお問合せください。
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- Q4−4
- ケーブルテレビ経由で視聴していますが、BSアナログハイビジョン放送の終了後はどうなるのですか?
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A4−4
- BSアナログハイビジョン放送が終了すると、この放送を再送信していたチャンネルは別の番組の放送等に用いられることになりますが、詳しくは、ご契約先のあるいは地域のケーブルテレビ事業者にお問合わせ下さい。
- また、ケーブルテレビでBSデジタルハイビジョン放送をご覧になる場合は、お住まいの地域のケーブルテレビ事業者にお問合せください。
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- Q4−5
- マンション共同受信設備で受信していますが、BSアナログハイビジョン放送の終了後はどうなるのですか?
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A4−5
- マンションの共同受信設備にBSデジタル放送に対応したアンテナが設置されていて、なおかつ、途中の機器やケーブルもBSデジタル放送の信号が伝送できる設備であれば、お持ちのテレビにデジタルチューナーもしくはデジタルチューナー内蔵録画機器を接続していただければご覧になれます。
- 設備によっては、アンテナや機器の取り替えなどの改修が必要な場合があります。まず、専門のメーカーや施工業者などにお問い合わせ下さい。
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- Q4−6
- BS9chはNHKによる放送ですが、NHKの放送番組が減ることで受信料に変更(下がること)はないのでしょうか?
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- A4−6
- BSアナログハイビジョン放送の終了に関して、NHKの受信料を見直すことは、予定していません。
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