国交省関東地方整備局のホームページ（HP）で、首都圏の渋滞解消のため2015年までに開通を予定している圏央道、外環道、中央環状線の「3環状」を宣伝するPRサイトが「問題アリ」と指摘されている。

　「3環状への期待の声」というコーナーで、石原慎太郎都知事ら4人の意見を紹介しているのだが、そこに元レーシングドライバーの土屋圭市氏（51）が出てくるためだ。

　土屋氏といえば、得意のドリフトを多用するドライビングスタイルから、“ドリキン”（ドリフトキングの略）と呼ばれたレーサーで、過去には峠をドリフトで走りまくるビデオ『ザ・峠』を発売し、暴走行為をあおりかねないと、発売禁止処分になった経緯がある。
　また、首都高をぶっ放す走り屋をテーマにした映画『首都高速トライアル』シリーズにも出演し、この最終作はスタッフが警視庁に書類送検される騒ぎになっている。

　関東地方整備局は「そう言われれば、確かにご指摘のとおりかもしれません……」と困惑するだけの対応しか出来ていない。