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アカウミガメ産卵 去年は激減

ウミガメの専門家らで作る日本ウミガメ協議会では、全国各地の水族館や自然保護団体などが行った産卵調査をまとめ、17日、産卵地の一つ、鹿児島県の種子島で開かれた日本ウミガメ会議で発表しました。それによりますと、日本で多く見られるアカウミガメの産卵回数は、平成11年から増加を続け、おととしには最も多い5167回を数えましたが、去年は2950回と40%以上も減っていました。ことしは宮城県から沖縄県の太平洋側を中心に3668回で、去年よりは持ち直しましたが、おととしの水準までは回復していません。日本ウミガメ協議会の亀崎直樹会長は「今回の激減の理由はよくわかっていない。鹿児島をはじめ、日本の砂浜は北太平洋のアカウミガメにとって主要な産卵場所なので、より多くの人がかかわって砂浜の保全を考えてほしい」と話しています。
もどる11月17日 17時42分
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