記者会見であいさつする「NewOSK日本歌劇団」の桜花昇さん(前列右から2人目)ら=13日午前、大阪市中央区
民事再生法の再生手続きを開始していた「NewOSK日本歌劇団」(大阪市)と、同歌劇団を支援する基本協定を結んだイベント企画会社「ワンズ・カンパニー」(大阪府吹田市)は十三日、大阪市内で記者会見し、現在の劇団員は残留し、劇団名を以前の「OSK日本歌劇団」に戻すことなどを明らかにした。
同席した弁護士らの説明によると、同歌劇団は二〇〇四年度から毎年七、八千万円の赤字を出しており、昨年末の決算までの負債総額は、約二億円。
研修生の募集も継続中で、今後はメディアへの露出を増やし、他団体とのコラボレーション企画も検討する。来週末には、債権者への説明会を開く予定。