10~40代の女性のうち「ほとんど毎日ゲームをする」のは男性とほぼ同数の33.8%に上ることが、ゲーム専門フリーペーパー「ゆーゆー」(43万5000部)を発行する好日館の読者アンケートで分かった。ゲームは男性愛好者が多いと思われていたが、一部では既に「男女格差」が逆転している。
調査は、同誌がユーザー動向をつかむために毎年実施し、今年で5回目。アンケート方式で計679人(女性411人)から回答を得た。ゲーム専門店には足を運ぶものの、有料のゲーム雑誌を購読するほどではないライトユーザーの動向が分かるという。
ゲームをする頻度について、「ほとんど毎日」と答えた男性が35.1%だったのに対し、女性は33.8%とほぼ同率。「週に4~5日」「週に2~3日」を合わせると男性48.5%、女性49.4%で、男女を問わず頻繁にゲームに接している結果が出た。
所有するゲーム機のトップはニンテンドーDSで、男性74.3%、女性89.3%と、女性の所有率が上回った。一方、新型ゲーム機では、Wii(男性29.5%、女性30.9%)がプレイステーション(PS)3(男性15.5%、女性8.6%)、Xbox360(男性6.0%、女性5.1%)を大きく引き離した。PS3は男性の間での普及率が女性のほぼ倍で、DSの普及率と合わせると、高級機ほど男性に人気があることがうかがえる。
遊ぶ場所については、「自宅」と答えた人が男女共に98%を超えるが、携帯ゲーム機が普及しているにもかかわらず「移動中」と答えた人は男性14.2%、女性20.7%にとどまった。また、「友人宅」は男性19.9%、女性20.9%だった。
好きなゲームソフトのタイプは、男女ともロールプレーイングゲーム(RPG)が7割を超えた。このほか、スポーツやレース(男性31.3%、女性16.8%)▽格闘(男性30.6%、女性14.8%)▽脳力トレーニング系(男性25.0%、女性47.0%)▽パズル、クイズ(男性34.3%、女性58.4%)などとなり、動きの激しいゲームは男性に、頭を使うゲームは女性に好まれていることが浮き彫りになった。【河村成浩】
2007年11月16日
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