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環境保護団体テロリスト呼ばわり訂正を

 環境保護団体のグリーンピース・ジャパン(アイリーン・美緒子・スミス代表)は16日、水産庁の職員が海外メディアの取材で同団体を「テロリスト」と呼び、名誉棄損に当たるとして、人権救済を日弁連に申し立てた。若林正俊農林水産相に対し、日弁連が謝罪と訂正を勧告するよう求めている。

 申立書によると今年2月、水産庁遠洋課の男性課長補佐がオーストラリアの公共放送ABCのインタビューで、同団体を「テロリスト」とする発言をした。スイスのテレビ局や「ニューズウィーク日本版」に対しても同様の発言をしたという。

 グリーンピースは「政府の方針と異なる行為をする市民団体にテロリズムのレッテルを張り、社会的信用を低下させることは表現の自由の否定」としている。

 グリーンピースは、世界各地の支部が日本の南極海での調査捕鯨に抗議行動をしている。

 水産庁遠洋課は「本人が不在のため発言の事実も含め、現時点ではコメントできない」としている。

[2007年11月16日21時44分]

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