文部科学省は22日までに、2月に始めた「24時間いじめ相談ダイヤル」の利用件数が、開設から半年間で4万6451件になったと発表した。このうち61.6%に当たる2万8596件が休日・夜間(午後6時から翌日午前9時)の利用だった。
相談ダイヤルはいじめに悩む子どもがいつでも利用できるように、24時間体制で電話を受け付けている。全国の小中学校に電話番号を書いたカードを配って利用を促している。
同省によると、相談を受けた担当者が市町村教育委員会を通じて学校に連絡し、担任が子どもと面談するなどの対応を取った例もあるという。
電話番号は「0570・0・78310(悩み言おう)」。(22:00)