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【社会】

偽装指示「していない」 船場吉兆の担当取締役が否定

2007年11月17日 01時01分

 船場吉兆博多店内で、報道陣に応対する九州地区担当の湯木尚治取締役=16日午後9時32分、福岡市博多区

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 船場吉兆が福岡市の百貨店内に出していた店舗で菓子や総菜の賞味・消費期限を偽装して販売した問題で、九州地区を統括する湯木尚治取締役(湯木正徳社長の二男)が16日夜、福岡市の博多店で取材に応じ、パート従業員らが「期限を延ばして売るよう指示された」と証言したことについて「そんな指示はしていない」と全面的に否定した。

 従業員4人が14日の記者会見で「つくだ煮の期限を1カ月延ばせと言われた」としたが、湯木取締役は「まったく記憶がない。百貨店に残る記録では(該当時期は)すべて期限内で販売している。従業員の言っている意味が分からない」と述べた。

(共同)
 

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