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パチンコ店経営会社幹部を通報で初の逮捕
パチンコ業界の不正根絶のため昨年8月に設立された有限責任中間法人「遊技産業健全化推進機構」(東京、代表理事・河上和雄弁護士)の通報を受け、千葉県警が裏ロム設置の風営法違反(無承認変更)容疑で、パチンコ店経営会社幹部ら3人を逮捕していたことが16日、分かった。
警察庁によると、推進機構の通報で逮捕者が出たのは全国で初めて。推進機構は全国のパチンコ店に対し、立ち入り検査に同意する「誓約書」の提出を求めている。
3人は、千葉市若葉区のパチンコ店「SPark」の経営会社常務で韓国籍の金鐘三容疑者(58)と、店長(38)、従業員(34)。裏ロム設置は今年9月の検査で発覚した。
調べでは、3人は昨年9月から約1年間、大当たりが開店直後の時間帯に出るよう11台のパチンコ台に不正基盤「裏ロム」を取り付けた疑い。
[2007年11月16日21時53分]
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