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【経済】

中国人留学生ら10人内定 ローソン

2007年11月16日 19時12分

 コンビニ業界2位のローソンは16日、来春入社予定の新卒採用者に中国人などの留学生10人が内定したことを明らかにした。約100人を計画している新卒採用の1割を占め、今後も留学生の定期採用を継続する方針だ。

 海外事業拡大への貢献のほか、増加する外国人アルバイトの管理でも活躍を期待している。コンビニが外国人留学生を正社員として雇用するのは珍しい。

 内定した留学生の10人は、中国人が9人とベトナム人が1人。フランチャイズ店舗の指導や管理につき、待遇は日本人社員と同じ。

 コンビニ業界の海外展開では、セブン−イレブン・ジャパンやファミリーマートは韓国やタイなどアジア各国で店舗展開を進めている。ローソンは中国の上海のみにとどまる。

 人口減少や出店競争の激化で、コンビニの国内市場は飽和状態になりつつあり、ローソンも高い経済成長が見込まれるアジアを中心に海外事業の拡充を視野に入れている。

(共同)
 

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