アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
ごんちゃんの飼い主さんへ
先日、事務所前に括られて居たゴンちゃんの件で明日、警察に行って来ます。
警察も必死で捜査してくれています。

下記は当日、一緒に居たスタッフからのメッセージです。


「犬を捨てること=遺棄は、犯罪です。」

若くはないミックスのゴン。
k348.jpg

未去勢。
夜の8時から10時の間に捨てられました。
赤いパイレンのリードでくくられてました。
新品の大袋のドッグフードが置いてありました。
首にはネックウォーマー。
青かっただろう首輪には、狂犬病接種証明書の一部が巻きつけてありました。
良く太り丸々とした中型犬。
20キロ以上はありそうです。

捨てた飼い主が去っていったと思われる方向をずーっと見てました。
吠えることもせず、ただ、ひたすらに見てました。

シャンプーをしてもらったのか、体はピカピカ。

決して若くはない犬です。
口の周りの毛が白くなってました。
5年以上は一緒に暮らしたはずなのに。
なんで、捨てる?
なんで、捨てれる?

人には色んな事情があります。
私だって、明日はどうなっているのか?は正直わからない。
でも、夜に連れてきて置き去りはないでしょう?
置き去りにする前に飼い主としてしなくちゃならないことがあるのでは?

一緒に暮らす努力をしましたか?
暮らせないなら託すことのできる人を探しましたか?
保健所(センター)に連れて行ってないから。と身勝手な理由で納得してませんか?
センターに持ち込むよりも卑怯なことをしたと私は思います。

極論かもしれないけれど、どうしてもどんなに頑張っても無理だったなら、ご自身の手で天国に送ることを選ぶこともできるはずです。
犬を飼うのって、それくらい覚悟がいるものだと思います。

もし、自分がなんらかの理由でともに暮らすことができなくなったときの事も想定して、里親さんが見つかる犬に育てること。

今は警察にいます。
迎えに来てくれるのをなんの疑いもなく、待っているはずです。
まだかな?まだかな?と待っているんです。
犬ってあーっというまに私たちの年齢を追い越してしまいます。
私たちの1日は、彼らの一週間とも聞きました。
私たちよりもずっと早い時間の中で生きています。

今からでも遅くはないのですよ。
迎えに行ったら
「遅い!」とか「いつまで待たせる?!」とか文句は言いません。
怒って唸ったりもしないはずです。
きっと、尻尾をブンブン振って喜んでくれます。
置き去りにされたことも、家族と離れて淋しく過ごしていたことへの不満も言いません。
ただただ、迎えに来てくれたことの嬉しさを全身であらわすでしょう。

迎えに行ってやってください。
必ず迎えに来てくれる!と信じて待っています。
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2007/11/16(金) 19:39:20 | | - #[ 編集]
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