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紀元会集団暴行:拘置理由開示 窪田容疑者、容疑を否認 /長野

 宗教法人「紀元会」(小諸市)の信者による集団暴行で奥野元子さん(当時63歳)が死亡した事件で、奥野さんの夫に犯行を隠すよう指示したとして、犯人隠避教唆容疑で逮捕された同会幹部、窪田康子容疑者(49)=傷害致死罪で5日起訴=の拘置理由開示が15日、長野簡裁(中林清則裁判官)で行われた。窪田容疑者は、奥野さんの夫が犯人隠避を提案した--との趣旨の証言をし、容疑を否認した。

 法廷で窪田容疑者は、集団暴行で奥野さんが意識を失い、病院へ運ぶ際のやりとりについて陳述。奥野さんの夫の和宏被告(35)=犯人隠避罪などで起訴=が「『自宅でやったことにするので大丈夫』と言った」などと話した。一方で奥野さんの他の家族に対しては「あんたたちもそうしなね」と申しつけたことを明らかにした。

 中林裁判官は拘置理由について「会員に大きな影響力のある窪田容疑者が他の事件関係者に証拠隠滅させる可能性がある」などとした。これに対して同容疑者の弁護人は「逃亡の恐れはない」などと早期の釈放を求めた。

毎日新聞 2007年11月16日

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