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わいせつ行為は日常化?女性ら自衛策…都築学園

 強制わいせつ容疑で逮捕された都築容疑者をめぐっては、複数の職員が「学園内でわいせつ行為やセクハラを繰り返していた」と県警の調べに対して証言している。都築容疑者は、創立者の二男で学園の事業を引き継ぎ、学園で絶対的な権力を握っていたとされ、立場を利用していたとみられている。

 調べによると、今回被害にあった女性職員(23)は事件後、大学を運営する学校法人に抗議。学校法人は女性職員の制服をスカートからズボンに変更したり、エレベーター内の照明を明るくしたりする措置を取ったが、学校法人の担当職員から「総長は若い女性が好き。あなたが黙っていれば外に漏れない。我慢してほしい」となだめられた。

 女性職員らは自衛策として、都築容疑者の近くでは複数で行動するようにしていたという。

 都築容疑者らが、この女性や過去に被害にあった別の女性らに対して、残業代名目で金を渡して口封じを図った形跡もあり、県警は都築容疑者が地位を悪用した可能性が高いとみて追及する。

 学校法人都築学園広報室の諸井和樹室長は「寝耳に水の出来事で、セクハラやわいせつ事件のうわさも聞いたことがなかった。事実関係を把握できていないのでコメントしようがない」と話している。



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