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【社会】

チューブ交換後に患者死亡 名古屋市立病院、県警捜査

2007年11月16日 08時54分

 15日午後10時45分ごろ、名古屋市中村区の市立城西病院から、入院患者が死亡したと中村署に通報があった。同署によると、女性看護師(42)が患者の気管に取り付けたチューブを交換した後に死亡したといい、業務上過失致死の疑いで事情を聴いている。

 調べでは、死亡したのは同区稲葉地町、無職鈴木隆子さん(72)。看護師が同日午後6時20分ごろ、鈴木さんの気管チューブを交換すると、鈴木さんが窒息状態に陥った。人工呼吸などをして蘇生(そせい)を試みたが、約2時間後に死亡した。看護師がチューブに取り付ける部品を間違えたため、鈴木さんが息を吸えても吐けない状態になったとみられるという。

 鈴木さんは別の病院で手術を受け、先月18日から城西病院に入院していた。たんを吐けないため、チューブを装着されていた。

(共同)

 

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