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2007年11月15日(木) 19:10 |
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いじめ件数、香川県内で4.6倍に
小中学校での「いじめ」について定義をゆるやかにして調査したところ、香川県内で件数が、4.6倍にも増えました。しかし、全くないと答えた学校も120校あり、調査方法に疑問の声も聞かれます。
いじめについては文部科学省が昨年度、それまでの「継続的で深刻な苦痛を感じさせるもの」という定義から「継続的でなくても精神的な苦痛を感じさせるもの」に変更しました。 この新しい定義に基づいて香川県教育委員会が県内の小中高校のいじめ件数を調べたところ、小中高校全体で908件と4.6倍に増えたことが明らかになりました。これまでの定義が厳格すぎたのが増加の原因と見られています。 しかし一方で児童・生徒にアンケートをとったにも関わらずいじめが年間を通じ、1件もないと答えた小中高校が120校もあり、全くないことに疑問を抱く声もあります。 また、全くいじめがないという学校があることで、調査のあり方に疑問も出てくる結果となりました。 同じ調査で岡山県でもいじめの件数が去年の3.7倍に増えたことが明らかになっています。
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