2007年 11月 15日
三越高松店に車突っ込む
15日正午前、高松市の三越高松店に乗用車が突っ込む事故がありました。15日午前11時半過ぎ、高松市内町の三越高松店の宝飾品売り場に普通乗用車が突っ込み、ショーウインドーやプランターが壊れました。店内は買い物客で賑わっており、生後4ヵ月の女の赤ちゃんと28歳の母親が割れたガラスをかぶり、救急車で病院に運ばれましたが、2人ともケガはないということです。乗用車を運転していた高松市三条町の72歳の女性と、後部座席に乗っていた夫にもケガはありませんでした。警察の調べによりますと、デパートの駐車場に車を停めるためバックしようとした際、72歳の女性がシフトレバーの操作を誤り、ドライブに入れたままアクセルを踏み、車が前進したということです。

チボリ土地代で県が歩みより
岡山県の石井知事は、倉敷チボリ公園の運営主体が県から倉敷市に移った場合、市に対して、土地代の半分を支援する考えがあることを示しました。倉敷チボリ公園については、岡山県が県民公園化を断念し、倉敷市に運営主体となるよう打診しています。県と市の協議の中で大きな課題となっているのが、年間約6億円にのぼる土地代です。これまで県は、市民公園になれば土地代は市が負担することが前提となると主張していました。会見で石井知事は、5年以内で、土地代の最大半分を、県が負担する考えがあることを明らかにしました。土地代に関して県が歩み寄った形になりますが、石井知事は、最終決定ではなくあくまでも提案の段階としており、早く市の方針を固めて欲しいと話しました。

養護学校新設を求め要望
倉敷市の倉敷養護学校が、生徒数の増加で教室不足に陥っており、保護者が新たな養護学校を建設するよう、岡山県教育委員会に求めました。15日は倉敷養護学校のPTA会長など10人が、県教委の門野教育長に、倉敷地域に新たな県立の養護学校の建設を求める1万5000人余りの署名を手渡しました。倉敷市にある養護学校は、1964年に開校した市立の倉敷養護学校1校だけです。市町村合併で障害児を受け入れるエリアが広がったのに加え、社会で自立できるように勉強したいと、高等部への進学希望者が増え、約100人の適正定員の2倍にあたる200人余りの生徒が通っています。倉敷養護学校では、特別教室を普通教室に転用している他、今後、運動場の一部にプレハブ教室を建設して対応する方針です。しかし、保護者は、抜本的な対策として養護学校の新設を求めています。県教委では、養護学校の教育のあり方を検討する委員会を立ち上げていて、その報告がまとまり次第適切に対応したいとしています。

倉敷市の公園で火事・放火の可能性も
15日午後、倉敷市にある公園の駐車場で、観光案内板を焼く火事がありました。警察では、放火の可能性もあるとみて調べを進めています。15日午後4時ごろ、倉敷市玉島柏島にある円通寺公園の駐車場で、観光案内板が燃えていると近くにいた人から消防に通報がありました。消防車4台が駆けつけ消火活動に当たった結果、高さ約3メートル、幅約4メートルある案内板の一部を焼き、火は約10分後に消し止められました。ケガをした人はいませんでした。火事現場周辺は、普段、火の気はなく、警察では放火の可能性もあるとみて調べを進めています。

浄水器の訪問販売で業務停止命令
香川県など6府県で、強引な訪問販売で浄水器の契約をさせていた、兵庫県尼崎市の「アーバンクリエイト」と、「ライフサポート」の2社に対し、香川県は3ヵ月間の業務停止命令を出しました。今年4月には、夜遅くに1人暮らしの女性宅を訪問し、長時間にわたって浄水器を買うよう勧誘し、むなぐらをつかんだり押し倒したとして、暴行などの疑いで社員2人が警察に逮捕されています。浄水器は、ライフピュアという製品名で、1個あたり最高で35万4000円で販売されており、香川ではこれまでに15件の相談が寄せられています。

キャラクターレンタルビジネス
企業のイメージ戦略に大きな役割を果たすキャラクターに注目し、独自のビジネスモデルを展開する会社が、香川県三豊市にあります。三豊市三野町のキャラクター制作会社ハッピービジョンが、来週にもスタートさせるのが、キャラクターのレンタルです。干支や動物など約40種類を用意し、そのまま看板などに使用する場合、1カ月約3700円で1年間使用できるという仕組みです。追加料金を支払えば、会社の商品と組み合わせるなど、キャラクターに修正を加えることも可能です。ハッピービジョンでは、オリジナルキャラクターを作る場合、その会社の仕事内容や理念、キャラクターの性格付けや、背景までも考えます。完成するまで最低でも1カ月はかかり、その分、費用も20万円から30万円必要になります。しかし、レンタルなら、より手軽にキャラクターを導入できるというわけです。本格的なレンタル開始を前に、すでに数件の問い合わせが入っており、キャラクタービジネスの新たなモデルケースとして、注目されそうです。

国道2号線バイバス暫定供用開始
慢性的な渋滞緩和のため実施されている岡山市中心部の国道2号線バイバスの立体化工事の一部が完成し、15日から高架橋の下り1車線の通行が始まりました。供用が開始されたのは、国道2号線バイパスのバイパス青江、新保交差点の2つの高架橋の下り1車線です。15日は、多少の混雑は見られましたが、大きな渋滞は発生しませんでした。16日午前6時からは、上り1車線の通行も開始されます。全ての工事が終わり、高架橋と側道あわせて8車線が完成するのは、来年3月の予定です。岡山国道事務所では、2つの交差点が高架橋に切り替わることで、ラッシュ時に最大6キロあった渋滞が、1・5キロに緩和されると予想しています。

ボジョレヌーボー解禁
11月の第3木曜日は、フランス産のワインボジョレ・ヌーボーの解禁日です。岡山・香川のデパートでも、今年のボジョレ・ヌーボーが、お目見えしました。このうち岡山高島屋には、フランスのボジョレー地方で作られた約50種類、1300本のワインが並んでいます。今年は春の気温が高く、8月には、実が熟すのに必要な寒暖の差があったため、こくのあるワインに仕上がっているということです。原油価格の高騰で、輸送費などのコストが上がっており、ボジョレ・ヌーボーの値段も、例年に比べ、1本500円ほど高くなっています。店では、まずは、求めやすいハーフボトルで飲み比べて欲しいと話しています。

自民党・古賀選対委員長が来岡
次の衆議院議員選挙に向け、全国行脚を行っている自民党の古賀誠選挙対策委員長が岡山県を訪れ、党の県連幹部と意見交換しました。古賀選対委員長は、15日午前9時前に岡山市を訪れ、自民党岡山県連の天野学幹事長らと約15分間意見交換しました。全国行脚は、地方組織の再建や、選挙区の状況を調査する事などを目的に行っているもので、今月8日には香川県にも入っています。古賀選対委員長は、衆議院岡山3区選出の平沼赳夫氏の復党問題について、「県連内で選挙区の話が出て来た時に、率直な意見交換をしたい」と話しました。