自衛隊員不明 小銃と銃剣見つかる
滋賀県にある陸上自衛隊の演習場で、訓練中の男性隊員1人が14日から行方不明になっている。隊員は小銃と銃剣を持ったままだったが、15日午後、これらの装備品だけが発見された。
陸上自衛隊によると、14日正午ごろ、滋賀・高島市の陸上自衛隊あいば野演習場で、訓練に参加していた第10特科連隊の20歳の男性隊員がいなくなった。隊員は迷彩服姿で、弾薬は持っていなかったものの、自動小銃と刃渡り20センチの銃剣がなくなっていた。自衛隊と警察が700人態勢で演習場や付近の捜索を行っていたところ、15日午後2時ごろ、演習場の外の植え込みで小銃と銃剣を含む装備品だけがゴミ袋に入った状態で発見された。
行方不明の隊員は去年、入隊したばかりで、12日から訓練に参加していた。自衛隊は引き続き隊員の捜索を続けている。