沖縄タイムス
ホームへ
新聞購読お申し込み

主なニュース一覧

特集・連載

イベント情報

動画・音声


沖縄観光クーポン券ガイド 沖縄ホームページ制作 サンネット 沖縄ツアーランド
2007年11月15日(木) 朝刊 26面
過去最多を更新 人口比全国2位/県内エイズ感染・患者
 県内で今年一月から九月末までに、病院や保健所に新たに届け出のあったHIV感染者とエイズ患者は合わせて二十三件となり、県が実態把握を始めた一九八七年以来最多を更新した。同時期の届け出数は人口十万人当たり一・六八人で、東京都(二・六七人)に次いで全国二番目に多い。県福祉保健部は「県内の届け出状況をみると、男性同士の性的接触による感染拡大が続いている」とし、感染予防としてコンドーム着用を呼び掛けている。

 新たに届け出た人のうち、すでにエイズを発症していた患者は五人で、検査などでHIV感染が分かった人は十八人。すべて男性だった。

 感染経路は同性間の性的接触十九人、異性間四人。異性間の性的接触で感染者がいるにもかかわらず、県内で女性の新規届け出がない理由について県は「県外での性的接触による感染や、県内女性が県外で検査している可能性もある」と説明。感染は同性間接触に限らないことを強調した。

 ただし、男性同性間の性的接触による感染拡大は全国的な傾向でもあり、県は「個別施策として男性同性愛者のグループに、感染予防に関する普及啓発など働き掛けをする必要性がある」とみている。

 県内の保健所でHIV抗体検査を実施した件数は九月末現在、二千六百三十四件と昨年一年間の検査実績(二千五百四十七件)を上回った。県は「検査で早期診断されることが、早期治療につながる」として、さらに検査数を増やしていく方針。



ロード中 関連記事を取得中...
主なニュース
きれいにおめかしをして健康を祈願する子どもたち=15日午前、那覇市・波上宮
きれいにおめかしをして健康を祈願する子どもたち=15日午前、那覇市・波上宮
【15日(木)夕刊】
宜野湾市長が撤去要求/墜落同型ヘリ
公費負担でインフルエンザ集団接種/宮古島市、小中学生対象
幼稚園選び お助け/うぃずが情報ブック
「何するにも遅くはない」/いっこく堂さん人権啓発で講演
子の成長願い晴れ着で参拝 県内でも七五三【写真左】

【15日(木)朝刊】
那覇市、職員310人削減
普天間移設問題「防衛省がひどい仕打ち」/仲井真知事、首相に直訴
県外で感染 成人に拡大/はしか流行
□過去最多を更新 人口比全国2位/県内エイズ感染・患者
全駐労/21日時限スト通告
ヘリパッド移設「騒音増大 生活できぬ」/高江区民、切々訴え
完工高10年間で最少/公共工事削減響く
「江戸上り」絵巻修復へ
クロツラヘラサギ それぞれの旅(写真)

「主なニュース一覧」へ | ホームへ戻る



Copyright (c) 2004 Okinawa Times All rights reserved.
サイト内の記事・写真・その他の著作権は沖縄タイムス社が所有・管理しています。
許可なく複写・転載することは固くお断りいたします。