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フジテレビの中間期経常益、65.9%減、通期業績予想を下方修正

2007年11月13日 17時55分 この記事を携帯に転送する

フジテレビジョンが11月13日に発表した2007年9月中間期の連結業績は、経常利益が前年同期比65.9%減の89億3800万円となった。テレビの広告収入で前年の「サッカーワールドカップ・ドイツ大会」の反動減があったほか、金融/保険分野の広告が落ち込んだ。

売上高は前年同期比2.5%減の2816億9700万円で、営業利益は69.4%減の73億8100万円。純利益は31.1%減の104億6300万円となった。

放送事業の売上高は0.9%増の2042億800万円。広告収入の減少を、テレビ放送部門で手がけるイベントや権利事業、映画などの増収が補った。一方、売上原価は増えた。また「F1日本グランプリ」の開催時期を下期から上期に移したことで放送原価が増えた。新スタジオ関連の費用もかさんだ。ラジオ放送部門は減収減益で、放送事業全体の営業利益は60.6%減の79億7200万円となった。

通販事業は、テレビ・ショッピングなどの不振から売上高が4.4%減の299億6700万円となり、営業損益は19億9900万円の赤字だった。映像音楽事業はヒット商品が少なく、売上高は11.3%減の327億3200万円で、営業利益は96.1%減の1億100万円だった。

フジテレビは同日、2008年3月期通期の連結業績予想を下方修正し、経常利益を前年比37.8%減の286億円とした。従来予想は373億円だった。売上高は1.1%減の5762億円(従来予想は5860億円)、最終利益は同12.3%減の218億円(従来予想は265億円)を見込む。

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