ユニバーサル技能五輪国際大会は15日、沼津市と静岡市を会場に競技が始まりました。
22歳以下の若者が職業技術を競う「技能五輪国際大会」には世界の46の国と地域から約800人が参加。静岡県からは7人が出場しています。沼津市の会場には午前7時半ごろから、各国の選手たちを乗せたバスが次々と到着しました。会場には17の競技用ホールが設けられていて、午前9時から競技が始まりました。選手たちは「れんが積み」や「レストランサービス」「広告美術」など48種目で技を競い、4日間にわたり、さまざまな課題に取り組みます。競技の結果は21日の閉会式で発表されます。
一方、障害のある人が技術を競う「国際アビリンピック」の競技も静岡市でスタートしました。会場には大会の名誉総裁を務める皇太子殿下が訪れ、競技を視察されました。フラワーアレンジメントの競技を見た皇太子殿下は説明にあたった大会関係者に「花は何を使ってもいいですか?」「制限時間を越えたらどうなりますか?」などとお尋ねになっていました。