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東京モーターショー、142万人来場 前回比8万人減

2007年11月12日18時45分

 第40回東京モーターショーが11日に閉幕し、17日間の来場者は142万5800人と、目標としていた前回の05年を8万6300人下回った。国内の自動車販売が低迷するなか、自動車への関心を呼び起こそうと家族らが参加できる催しを増やしたが、来場者数は思うように伸びなかった。

 前回の来場者数は世界5大モーターショーの中で最多だったが、今回は06年のパリ国際モーターショー(143万1900人)を下回った。

 主催の日本自動車工業会は、前回より休日が1日少なかったことに加え、台風を含めて雨の日が5日あったことが影響したと見ている。ただ、「イベントは盛況だったが、お客さんを集めることは難しくなっているのが実情」(関係者)という側面もある。中国やインドといったアジアの大国が車の市場として注目される中、国内外の関心を「東京」に集める取り組みが今後も必要になりそうだ。

 次回は09年秋に、乗用車、商用車、二輪車などを一斉に展示する「総合ショー」の形を引き継いで開催する。

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