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藤沢集団暴行致死事件、2被告が起訴事実否認/横浜地裁
藤沢市内の不動産金融会社「サンシャイン」で経理部長が集団リンチされ死亡した事件で、傷害致死罪に問われた社員ら三人の初公判が一日、横浜地裁(大島隆明裁判長)であった。
山田弘明(39)、木村達(23)の両被告は、実質的オーナー岡崎福造被告(59)ら六人=いずれも同罪で起訴=と共謀した集団暴行を否認。単独での暴行は認めたが死因との因果関係を否定し、起訴事実を争う姿勢を示した。
元社員牛尾慎一郎被告(22)は「オーナーに脅され暴行した」と起訴事実は認めたうえで従属的な立場を強調した。
検察側は冒頭陳述で「岡崎被告が、経理部長の着服を疑っていた」と指摘し、岡崎被告が使途を問いただそうと三被告を含む社員数人に暴行を命じたと主張した。
起訴状によると、三被告は岡崎被告らほかの六人と共謀し五月七日午後九時半ごろから二時間にわたり、藤沢市鵠沼橘一丁目の同社事務所で、経理部長藤村泰夫さん=当時(47)=の顔や頭を何回も殴ったりけったりして脳挫傷などの傷害を負わせ、死なせた。
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