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2007年11月6日 | ||
東京駅八重洲口の顔として親しまれていた大丸東京店が、隣接して建てられた高層ビル「グラントウキョウノースタワー」に移転し、きょうオープンを迎えました。以前、営業していた店舗では旅行客をメーンターゲットとしていたため全体の売り上げの35%を食料品が占めていましたが、新しい店舗では働く女性に焦点を当て衣料品にも力を入れています。
大丸東京店が誕生したのは1954年。以来、53年間東京駅八重洲口の顔として親しまれてきました。一方、東京に出張に来たサラリーマンがお土産を買う場所としても利用されてきました。 その大丸東京店が丸の内で働くビジネスマンやOLをメーンターゲットにグランドオープンしました。コンセプトは「TOKYO・オトナ・ライフスタイル百貨店」。高級感漂う大人が選べる百貨店へと変わります。大丸東京店の小林泰行店長は「ゆったりと買い物ができるし少しお洒落になったねと感じてほしい」と話します。若い女性をターゲットに、1階にはスイーツが並び、2階には都内の百貨店として最大規模の43ブランドの化粧品が集まっています。子ども服やおもちゃ売り場をなくし、女性のファッションフロアを増やしました。また、13階にあるレストランは百貨店としてはめずらしく深夜0時まで営業しています。小林店長は「売り場の環境や飲食部門は旧店の50%ぐらい面積を増やして時間を使えるような施設はできている。その辺りがよその施設とは違う」と話します。 さらに内装は大阪の心斎橋店の壁に使われているアール・デコ調のアラベスク模様を用いてクラシカルに統一しました。古いけれど、新しい。そんな新鮮なイメージでOLの支持を狙うのが新しい大丸東京店。そんな大丸東京店を丸の内で働くOLたちは「1階に新しいスイーツができたということで今から行って来ようかと思っています」「帰り道に寄れればっていう感覚はあります」などと話しています。 売り場面積は3万4000平方メートル、初年度の売り上げは旧店舗に比べ25%多い600億円を目標としています。先月、となり駅の有楽町にもほぼ同じ客層をターゲットとした丸井などもオープンしており、東京駅周辺では女性を相手にした激しい戦いが繰り広げられそうです。 |
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