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勤務医待遇を改善 経財会議 診療報酬見直しで(11/15 07:37)政府の十四日の経済財政諮問会議で、勤務医と開業医の収入などの格差是正を柱とする改革案が提示されたことについて、道は「勤務医不足で道内の緊急医療体制は厳しい状況にある。診療報酬見直しは一定の効果があるのでは」(地域医師確保推進室)としている。 道によると、道内では入院に対応できる有床の診療所は一九九○年の千百八十七カ所から二○○六年には六百四十四カ所と激減。中でも産婦人科は激務などで勤務医を敬遠する傾向が強く、開業医の増加が著しいという。一部の地域周産期センターは医師不足で機能しないなど深刻な状況だ。 今回の提言には「産科・小児救急等の急性期の病院医療に対する報酬の充実」という具体的な提案が盛り込まれた。道内の産婦人科医は二十五年間で五十人以上減少し、○四年は四百二十二人。道内の産婦人科医は、提言を待遇の向上につながるとみる一方、「夜勤の後に通常勤務が月に何回もある激務。診療報酬だけでは医師不足の解決は難しいのでは」と話す。 |
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