甘利経済産業大臣は、１５日から３日間の日程でアフリカ南部の南アフリカとボツワナを訪れることにしており、両国の大統領らと会談して、日本向けのレアメタルの安定供給策について意見を交わします。南アフリカは日本が生産する自動車や電子機器などのハイテク製品に欠かせない「白金」をはじめ「クロム」や「バナジウム」の世界一の産出国で、ボツワナも多くのレアメタルが存在すると見込まれています。このため、甘利大臣は、今回の訪問を通じて、両国に対し、レアメタルを効率よく探し出して生産する最新の方法について共同研究を行うことを提案するなどして関係強化を図り、レアメタルの安定供給に向けた道筋をつけたい考えです。