2007年 11月 14日
振り込め詐欺容疑者・死体遺棄に関与か
香川県警が振り込め詐欺で逮捕した男3人が、今年7月、神奈川県で起きた死体遺棄事件に関与した疑いが強まり、14日神奈川県警に身柄を引き渡されました。死体遺棄事件に関与した疑いがあるのは、埼玉県の自動車販売業、野頭和洋容疑者42歳ら3人で、14日香川県警から神奈川県警に身柄が引き渡されました。3人は、今年7月、神奈川県の湖で、ドラム缶にコンクリート詰めされた暴力団幹部の遺体が見つかった事件で、幹部の死体遺棄に関与した疑いがもたれています。3人は、息子になりすまして高松市の66歳の女性に電話をかけ、約410万円をだまし取った振り込め詐欺の疑いで香川県警に逮捕されていました。この振り込め詐欺の取り調べの中で、死体遺棄事件の関与が明らかになり、警察では、暴力団幹部の殺害についても3人を追及する方針です。

倉敷の重傷ひき逃げ・71歳の男を逮捕
13日、倉敷市の国道で、自転車の男性に追突し、重傷を負わせたまま現場から逃走したとして、71歳の男が警察に逮捕されました。ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、倉敷市八王子町のアルバイト遠藤誠一郎容疑者(71)です。警察の調べによりますと、遠藤容疑者は、13日午後5時半ごろ、倉敷市片島町の国道で普通乗用車を運転中、自転車に追突し、75歳の男性に重傷を負わせたまま現場から逃走した疑いです。目撃情報などから警察が逃走車両を割り出し、フロント部分を破損した遠藤容疑者の乗用車を自宅近くで発見し、被害者の自転車と車の破損状況が一致したため、逮捕したものです。警察の調べに対し遠藤容疑者は、事故現場はアルバイトの帰り道だが「ひき逃げをした覚えはない」と容疑を否認しているということです。

天満屋倉敷店で43年間感謝セール
JR倉敷駅前の東ビルへの移転に伴い、天満屋倉敷店で、感謝セールが始まりました。感謝セールでは、衣料品など通常の半額以下に値下げされた商品も用意され、買い物客は開店と同時にお目当ての品を買い求めていました。感謝セールは、天満屋倉敷店が空きビルになっている倉敷駅前の東ビルに来年3月末をめどに移転するため、先月、賃貸借の仮契約を結んだのを受け、行われたものです。天満屋倉敷店では、出店のための本契約を結びしだい、来月にも本格的な閉店セールを実施したいとしています。

岡山城をブルーにライトアップ
11月14日は「世界糖尿病デー」です。糖尿病の予防や治療の大切さをアピールするため、岡山城が活動のシンボルカラー、ブルーにライトアップされています。これは、日本糖尿病学会などが全国で実施する啓発活動に岡山市が協力し実現したものです。14日午後5時20分からカラー照明6基を使い、岡山城の天守閣がブルーに照らしだされました。現在、世界で年間380万人以上が死亡し、日本でも40歳以上の3人に1人が糖尿病、もしくはその予備軍といわれています。市では、青く照らし出された岡山城を見て、市民に糖尿病について考えてもらいたいとしています。岡山城がブルーにライトアップされるのは初めてで、14日夜0時まで点灯しています。

日米共同訓練で実弾射撃訓練
岡山県奈義町の陸上自衛隊日本原演習場で行われている日米共同訓練では、14日初めてとなる実弾を使った射撃訓練が行われました。訓練では、自衛隊とアメリカの海兵隊それぞれ4人ずつが撃ち手として参加し、いかに速く、的確に的をねらい撃てるかを競いました。2回目となる日本原演習場での日米共同訓練は、参加人数が60人から8倍以上の約500人に増え、規模の拡大で訓練の恒常化を懸念する声が周辺住民から上がっています。日米共同訓練は今月23日まで続き、戦車を使って敵の陣地に突入する訓練も予定されています。

神庭の滝の紅葉見ごろに
岡山県北では各地で紅葉が見ごろを迎えていますが、真庭市の神庭の滝では、モミジなどが真っ赤に色づき訪れた人たちの目を楽しませています。真庭市神庭にある紅葉の名所、神庭の滝。滝の周りにある植物の7割近くがモミジやケヤキなどの紅葉植物で、先月末から晩秋の装いとなっています。高低差が110mある滝は西日本最大級で、豊富な自然に囲まれた滝の周辺は県の自然公園に指定され、年間9万人が訪れる県北有数の観光スポットです。遊歩道脇には清流が流れ、陽の光に照らされた紅葉が水面を漂います。流れ落ちる滝の音を聞きながら紅葉を眺めていると、時が経つのも忘れさせてくれます。神庭の滝の紅葉は、来週中ごろまで楽しめます。

小学生が美咲町旭地区のPR
岡山市の商店街で、小学生が、地元の特産品の体験販売を行いました。14日は、岡山県美咲町の旭小学校の6年生が、旭地区特産のシュークリームやヨーグルトなどの乳製品や、桜の花びらの入ったさば寿司、それに、手作りのリースなどを販売しました。また、運動会のために練習したといううらじゃ踊りも披露して、「旭地区のよさを知ってください」とPRしていました。

冬支度・スキーリフト設置
スキーシーズンに向け、真庭市のスキー場でリフトの設置作業が始まりました。真庭市の上蒜山スキー場では、ペアリフト106基の設置が始まりました。長さ約1・2キロのワイヤーに、専用の工具を使って10メートル間隔でリフトを取り付けます。県北の各スキー場では、ここ数年、温暖化の影響で雪不足に悩まされています。上蒜山スキー場では去年のシーズンは15日間しか営業できず、関係者は今年こそ十分な雪をと願っています。リフトの設置は15日で終わり、来月15日にはスキー場開きが行われます。