この研修会には、管内の市や町の職員や地域のまちづくり推進団体の代表者などおよそ70人が参加しました。講師には、岡山県立大学デザイン学部の森下眞行教授を迎えユニバーサルデザインの定義や現状と課題について講演を聞きました。ユニバーサルデザインは、すべての人が年齢や能力に関わらず、出来る限り使いやすいように配慮されたデザインです。森下教授は、超高齢社会の到来や技術革新による便利さの反面で使いにくかったり分かりにくい製品が増えていることなどを上げ「誰もが安全に安心して暮せるユニバーサルデザイン社会の実現が求められている」と話しました。このほかユニバーサルデザイン推進に向けた政府や自治体などの取り組みなども紹介され、訪れた人たちは、熱心に耳を傾けていました。
大会には、倉敷地区老人クラブの会員およそ260人が出席しました。倉敷市老人クラブ連合会秋山格一会長は、「健康で安心して暮せる社会を目指し創造と連携の輪を拡げていきましょう。」と挨拶しました。続く表彰では、永年に渡って老人クラブの運営に功労のあった生坂西だるま会の坪井武正さんをはじめ15人に賞状と記念品が贈られました。また、菅生学区の第一桜花クラブなど3つの優良クラブが表彰されました。受賞者を代表して二町内友楽会の佐藤進さんが「今後も老人クラブの活動に微力をささげたい」と謝辞を述べました。現在、倉敷市内には、およそ460の老人クラブがあり、2万3000人を超える会員がいます。大会では、心豊かな長寿社会の実現を目指して生きがいと健康づくり、仲間づくりなどの5つの重点活動を推進する大会宣言を採択しました。
グランプリに選ばれたのは、広島県立熊野高校2年の藤島茉那さんの「秋の公園」です。作品に動きがあり、若者らしい元気な作風が評価を受けました。また、倉敷市長賞にはのびのびとした感性豊かな点が評価され、岡山県立岡山工業高校2年の津下直子さんの「自然」が選ばれました。このほかにも準グランプリなど、入賞20点、入選87点が選ばれています。この公募展は2年に1回開催されており、今年は全国各地から過去最多となる402点の応募がありました。作品は、12月1日(土)から24日(月)まで大原美術館と児島虎次郎記念館で展示されます。
この書道展は、倉敷地区租税教育推進協議会が毎年行っています。表彰式では、入賞者一人ひとりに賞状と副賞の図書カードが贈られました。今年は、倉敷市内の小学生から去年より550点多い2,389点の作品が寄せられました。審査の結果、倉敷地区租税教育推進協議会会長賞や税務署長賞など8つの賞に48点が入賞しました。税に関する書道展の入賞作品は、今月18日(日)までイオンモール倉敷2階で開かれています。
会場には、今年9月15日の消防写生大会で子供達が描いた消防車などの図画74点が展示されています。このうち3点が、県知事賞に選ばれました。小学校高学年の部では、荘内小学校4年の山本拓実くんの細かな筆遣いの作品が選ばれました。小学校低学年の部では、荘内小学校3年の清板輝史くんのダイナミックで力強いポンプ車の絵が選ばれました。また、幼児の部では、和田幼稚園の竹中彩恵ちゃん(5)の描いたハシゴ車が選ばれました。会場には、絵の具で丁寧に色を塗った作品やクレヨンで元気よく描いた作品がずらりと紹介されています。この作品展は、15日(木)まで天満屋ハピータウンメルカで開催されています。