オリンパスの「ラジオサーバー」は標準音質でも1000時間以上の番組を保存できる
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毎年春になると、なぜか語学を勉強したくなります。私の場合、4月になるたびにラジオの語学講座をラジカセにひたすら録音するという行為を繰り返してきました。放送時間とリアルタイムではなかなか聞けないので、
半期分をまとめてとっておくつもりで始めるのです。
しかし、たいていはどこかで予約に失敗し、その時点でやる気がしぼんでしまう。そんなパターンを繰り返してきた人は多いのではないでしょうか。そこで便利なのは、オリンパスが今春発売した「
ラジオサーバー」です。番組録音を予約できるハードディスク搭載型ラジオです。AM/FMラジオの放送が受信でき、20番組分の録音予約の設定ができます。標準音質でも1000時間以上分をとりためられます。予
約録音の失敗も減りそうです。
もちろん、本体のスピーカーを使ってその場で再生できますが、録音データを携帯デジタル音楽プレーヤーに移して持ち歩くこともできます。
マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」搭載のパソコンをお使いであれば、本体付属のUSBケーブルを使って録音データをパソコンに移して、音声再生ソフト「ウィンドウズ・メディア・プ
レーヤー」などで聞くことができます。さらに音声形式を「MP3」に変換すればアップルの「iPod」などにも保存でき、外出先でも気軽に語学学習ができるようになるというわけです。
それでは次回をお楽しみに。
(日経PCビギナーズ編集長 高山和良)