参考資料

「インターネット利用者の実態1998」

―第3回ASAHIネット個人加入者アンケート調査結果の概要―

以下の統計情報を出版物等で引用される方は、
事前に野村総合研究所広報部まで ご一報ください。
引用に際しては、出所として以下の内容を必ず併記してください。

野村総合研究所・東京大学社会情報研究所
『インターネット利用者の実態1998』
(http://www.nri.co.jp/news/1999/990225.html)
【目的】
    家庭におけるインターネット利用者像を明らかにすること、特に96年調査、97年調査との比較から、この2年におけるインターネット利用者の変化を明らかにすること
【調査方法等】
  1. 調査方法 ランダムサンプリングによる郵送留置自記式質問票調査
  2. 調査対象者 ASAHIネットでインターネット接続サービスに個人加入している人(標本抽出時で101,205人)の中から抽出
  3. 調査実施時期 1998年9月15日―9月30日
  4. 回収標本数 標本数4,000のうち有効回答者数1,043名(回収率:26.1%)

【主な調査結果】
  1. インターネット利用者の基本属性は、若干女性や中高年層の比率が増加するなどの変化はあるものの、基本的には男性、高収入、高学歴層が多い。 【性別の割合】

    【年代別の割合】

    【世帯年収別の割合】

    【学歴別の割合】
  2. インターネットの加入動機として、「テレビや雑誌をみて興味を持った」というマスコミの直接的な影響を挙げる割合が減少し、「会社や学校で使ってみて興味を持った」という回答や、周囲の人・友人・知人等の影響が増加。 【インターネットに加入した動機】<複数回答>
  3. インターネットの主な利用場所が職場である人は一貫して増加。インターネットを外出先や出張先で利用する人は4人に1人。 【インターネットに最もよくアクセスする場所】


    【インターネットの外出先等での利用とその用途】
  4. 電子メールを1日1回以上利用する人が大幅に増加し、6割を超える。その影響か、電話の利用が減少しているという人が増加している。 【電子メールの利用頻度】


    【インターネット加入後の電話利用頻度の変化】
  5. メーリングリストなど多対多のコミュニケーションツールを利用する人が増加する一方で、オンライン上で新しい知り合いができる人も2年間で5ポイント増加。 【メーリングリストへの参加状況】


    【インターネット上でやりとりする特定の相手の有無とその相手と知り合ったきっかけ】
  6. オンラインショッピングの利用経験は約38%で、96年からほとんど変化はないが、利用意向者が45%から33%へ低下。バナー広告は「クリックして広告の中身まで見たことがある」人が過半数を占める。インターネットバンキングは39%が利用意向あり。 【オンラインショッピングの利用経験】

    【バナー広告への接触度】

    【インターネットバンキングの利用意向】
  7. 情報入手の際のメディア選択に関して、インターネットは趣味・娯楽に関する情報で雑誌に次ぎ、また仕事・研究関連の情報で書籍に次ぎそれぞれ2位。「速報性」でも2位であるが、テレビとの開きは大きく、「信頼性」においても新聞とは大きな差。 【目的別に最もよく利用するメディア】

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