病院や介護施設で働く看護師らの労働組合が、職員の確保や賃金の値上げを求めて金沢市内をデモ行進しました。石川県医療労働組合連合会のナースウェーブ集会には、県内12の組合から看護師や介護職員などおよそ300人が参加しました。集会では医労連の岩木治美委員長が「看護師不足は今に始まったことではなく、県はその現状を自覚していない」と話しました。その後、一行はシュプレヒコールを挙げながら香林坊周辺をデモ行進しました。医労連は、患者の数に比べ医師や看護師の数は足りず負担が大きいとして、診療報酬の増額や定員割れの病院に対する罰則強化など訴えています。今後も県内各地で署名を集め、来年の通常国会へ提出する予定です。 (17:03)
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