2007年6月30日
水不足へ・・・
松山に住むことになった当時心配していたこと、それは水不足。
最近のニュースで以前の大渇水のことが紹介されていましたが、どうやら1994年。散髪屋さんでジョロで洗髪しているシーンを大阪で見ていたので、この街に住んだらどうなるんだろう、と思っていたわけで。
それが幸いなことに、引っ越してきてから断水の経験がありません。減圧までは経験アリですが。
実は大阪に住んでいた頃、しかもかなり小さかった頃に断水の経験があり、家のポリバケツに水を貯めていた、という記憶だけはあります。当時は水を運べるだけの年長さんになっていなかったわけで。
ただ、今年に関して見れば、どうもダムの水位は1994年レベルを下回っているというし、地下水位も低めだという。以前利用していた洗車場のオーナーさんの話では、その洗車場、平日なら井戸水で十分足りるんだとか。大学も用途を限定して井戸水を利用しているらしい。こういう井戸水が枯渇してくると、水道水に切り替えたりするだろうし、水道水依存度が高まって、大変なことになりそうな気がする。それにプールも7月に入れば営業休止になっていくようだし。
そういえば先日散髪に行ったら、自動洗髪機?!が導入されててビックリ。目をつむっているので実際に洗髪が始まるまで手洗いだと思っていたのが、何か髪の生え際に板状のものがセットされて。頭皮がこそばいというか、気持ちいいというか。あれってもしかすると手洗いよりも節水なんでしょうか。ただ、断水したらお手上げでしょうけど。調べたところどうやら100万円クラスの代物らしい。
うーん、水の問題で疎開生活を送るんだろうか…。ちょっと前まで、ニュースで「四国の水がめ、早明浦ダム」と聞いて「"四国の"って間違ってないかい?」と言っていたわけで。実際、早明浦ダムが大変な状況でも松山は特段深刻な状況になかったりするし、第一、早明浦ダムの水は愛媛側には供給されてないと思う。でも、どうやら今年はどっちも同じような状態で、かなり危険な感じ。最近、朝は晴れていて、急に昼ごろから雨が降るパターンが時々あり、傘を忘れると大変なことになるのですが、ま、降るだけまし、ってことですかねぇ。
投稿者 tadayuki : 16:01 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月28日
遠い思ひ出
東京の東海道線から、べったり湘南カラーの列車が消えてしばらく経つということですが、品川-田町間の車庫を見ていると、高校時代の修学旅行というか林間学校というか、その旅行を思い出します。
今から考えると結構すごい旅なのですが、大阪から長野まで、在来線の貸切列車で延々と走ります。その時乗ったのが、湘南カラーの、急行型と言ったらいいんでしょうか、各車両の前方と後方にそれぞれ1枚扉のドアが付いたもの。途中、長野県内ではリンゴ畑の中の引き込み線に退避したりしながらの旅は、テツならたまらなかったろう、と思います。その後は延々とバスに揺られて。「実際には下り坂なのに上り坂に見える四次元の坂」というようなところを通ったことだけ不思議と覚えています。
それは単に経路の話であって、その旅の行き先は黒姫高原とか関・燕温泉。そして火打山登山。実は我々が行った年は前日から雪が降って、結局一大イベントだったはずの火打山登山は中止に。ま、実際のところどれくらいハードなんだろう、と不安もあったので、安堵した、という面もありましたが。
それで、確かその時に、せっかく信州に来ているのだから、とミステリー・ツアーに担任の先生が連れ出したんだったと思う。バスに延々と揺られて南下して、別の山のハイキング。当時はそのあたりの地理に全く疎くて、ホントにどこに行ったのだかわかってませんでしたが、そのハイキング、かなりハードでした。足がクタクタになった記憶があります。ただ、その中で見た景色のインパクトがあまりにも強くて、大学生になってからも、そして今もずっと印象に残っています。印象的だったのが、その夏の台風に倒された(と思われる)木々、切り立った山、大きな池。
で、大学院に進んでからだったと思いますが、どうしてもその場所にもう一度行きたい!と思うようになって、信州のガイドブックとかを片っ端から読んで。それでわかったのが、どうやら行ったのが志賀高原で、裏志賀山とか大沼池に行っていたんであろう(志賀高原観光協会へのリンク)、ということ。標識も出ていたんだろうからなぜ地名を覚えてなかったのか、というのも不思議だったんですが、写真で見るとずばりその場所。結局、大学院生としてのある夏休み、ハイキングに行きました、一人で。ま、こういう行動を共にできる人が当時いなかったもので。それと、何か封印された青春の一ページは一人で振り返ってみたくて。大阪に帰ってくると歩けないくらいにグタグタになってましたけどね。
ま、結婚してからの旅行でも一度、リフトに乗ったりしながら夏の志賀高原のごく一部、渋峠までは旅しましたけど。
何か夏から秋にかけての信州、志賀高原というのは、私にとってはひとつの聖域で。映像で見るだけでも何か懐かしいような気持ちになります。でも、封印している間に、何を封印していたのかさえ記憶の彼方に消えてしまいましたけどね。まるで「はるか、ノスタルジー」とかの世界みたいですが、要するにおっさん化してる、ってことか。
今は子供が小さいので簡単に行けそうにはないですが、あの風景はまた見てみたい。
投稿者 tadayuki : 19:55 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月27日
東京-松山
東京からの帰りは最終のB777‐200。スポットチェンジがありましたが、手荷物検査場から近いど真ん中。検査場の混雑を警戒して早めに通過したものの、それがあまりにも早かったので、今回初めてとなる南側の搭乗口方面を探索。歩き始めて思ったこと、遠い、遠い。naomanさんのWebでも書かれていましたが、遥かかなたにある感じ。新スポット方面が見える角のあたり、66番で挫折しました。乗るために移動するとすれば、結構なしんどさかもしれません。
で、搭乗機はほぼ定刻にドアクローズ。でも、なかなかPush backしない。地上が混雑しているわけね。結局10分以上遅れという感じ。離陸滑走路は34R。時々着陸機も織り交ぜながらの離陸の順番待ち。意外と早く順番が来ましたが、後ろを振り返ると5機以上が並んでいました。
離陸後は雲が多くて、搭乗機のストロボライトが定期的に雲を光らせる白い世界。B777で大きいせいもあってか、大して揺れずに上昇を続けていきます。途中、富士山だけがポッカリと闇の白い雲の中に見えて、よかった、よかった。その後はお弁当を食べたりして過ごしつつ、それにしても下界が全く見えない。
名古屋かなあ、大阪かなあ、と想像しつつしていると、左手前方の下の方にストロボライト発見。機内では本や新聞を読む気が毛頭ない、PCを開く気も寝る気もない私にとって、景色が見えない以上、こいつを目線で追い続ける以外やることがない。遙かに下の方だけど、大阪からの九州便ならもっと上昇してくるはず、低いなあ。それにしても低い割りに並走している。ガンガンに飛ばしてるんだろうか。それこそTCASに映し出されているんだろうな、と思いつつ、でもこっちは高いところ、あっちは低い。普通は高いところの方が速いんじゃなかったっけ?
その後機長さんからアナウンス。高度は32000ftで、もう岡山まで来たとのこと。なら、もしかするとあの左手の飛行機は伊丹から上がった松山行きのANA? ま、そんなことを客室乗務員さんに聞くのも、忙しい時間帯に迷惑だろうから、とやめておいて。ほどなく高度が下がり始めて、そして針路が左手の飛行機の方向に。あれはやはり松山便だろう、と確信しながら、しばらくして向こうもこちらも雲の中へ。(そういや往路でも同じような感じの並走だったっけ)
雲の下に出ると景色はほとんど真っ暗。どうやらかなり沖合からのアプローチのようでした。その後も特に揺れることなく、着陸は極めてスムースに。で、スポットに目をやると、やはりANAの伊丹からの便がスポットインして間もない状態で、1階への階段では伊丹からのお客さんと合流してしまいました。ってことで、たぶんあの飛行機は予想通り伊丹からの松山行きだった、と勝手に満足したのでした。
そういや日曜日に乗った松山-東京便。国交省の羽田アプローチの記録画面でチェックしてみました。正確な着陸時刻を覚えていないものの、機種、直前機と搭乗機の位置関係などから考えて、「たぶん、これかな!」というのを発見しました。で、それを見て驚き。搭乗機の直後をアプローチしていた到着便がゴーアラウンドしている。6月24日の午前10時半ごろからの分をチェックするとわかりますが、ゴーアラウンド後に続いていた2機は最後の最後で16Lから16Rにチェンジされて着陸。他のアプローチ中のものたちはグルッとその場で旋回してRunway22へと再誘導された模様。あれを実際に経験してたら、と興味津々、何度かWeb画面を眺めてしまいました。
投稿者 tadayuki : 19:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月24日
39,000ft上の雲
今日は東京。ANAでやって来ました。
ANAの表示で763、ということで、当然のことながら前方座席をチョイス。で、今日は修学旅行生の団体さんが一緒でした。彼女たちは後方座席で、先に搭乗です。
機内に入ってみると予想通り、前方はヘッドレスト、フットレスト付きの2-2-2配置の国際線機材のビジネスクラスって感じの席。一般料金であの広い座席に座れるのを逃すわけにはいかんでしょう。NHKラジオが聞けないのは残念ですが。
ドアクローズは定刻よりも早め。そして安全ビデオがまだまだなのに滑走路端が近づいてきて。そういやYouTubeでB747の安全ビデオを見ましたが、あれって6分くらい?!長いなあ。国際線向け?!
離陸はRunway32。エンジンの音が高鳴り、滑走路端から加速!すると後方からキャー!っという声。おいおい、女子高生たちよ、箸が転んでも面白い世代ってことか、加速感だけで大興奮らしい。そして、浮いた瞬間キャー! ジェットコースターじゃないんだから。その後も左旋回でキャー! うーん、エキサイティングらしい。私にはその奇声は特に耳障りではなかったですが、後ろの方にはビジネスとエコノミーを隔てる壁があるせいか、はるか後方から聞こえる感じ。ま、その後彼女たちは寝てしまったのか、注意されてしまったのか静かでした。
砥部上空あたりからは雲に入って全く様子がわからず、とにかく上昇。梅雨空の雲がある割りには大きくは揺れなかったです。で、どこまで上がるんだい!と思っていると手元の気圧計で700hpa台に突入。その後串本上空のアナウンスで39,000ftと。それにしては外の景色が?39000ftなのにまだ上に所々雲がある!恐るべし梅雨前線。たまに雲をかすめてはコトコトと。
串本あたりでやや左に針路を変えた後はひたすら真っ直ぐと言う感じ。下界が見えないのでさっぱりわかりません。で、当初のアナウンス通りの時刻に降下開始。すぐに厚い雲の層に入ってしまって、外は真っ白。うーん、面白くない。で、ようやく下界の景色が見えたのが房総半島東側。ここから左に左に回っていきます。すると左前方に航空機発見!ん?JALか?あっちが34Lでこっちが34Rだったりするのか?と思いつつ。でも、その飛行機との距離がドンドン開いていく・・・。と思ったらさらに搭乗機が左に回って、要するにあの飛行機の後ろに距離を開けて回らされたってことね。
これって何アプローチだろう、と思っていたら左側席なのに近くに東京湾アクアラインがよく見えて。ほ、ほう、これは16LへのVOR/DME Cアプローチって奴か。フライトシミュレーターでチャレンジすると、最後の回りこみが大変な奴。ほどなく羽田空港が左手に見えてきて、松山の公園側にあるのと同じオレンジ色の照明灯がこちら向きに光っている。FSでは高度とコース、速度の調整で大変なのに、ま、当たり前なのですがプロの仕事はバッチリ。実機はすごく近回りで、まさに3次元、4次元の世界を旋回して16Lに着陸。
某国の旅客機は、無事着陸するとお客さんが「すばらしい!」と拍手をしたりする、とか聞いたことがありますが、うーん、女子高生の皆さんも、これはやってもいいかもね。
羽田着陸時の天候は曇でしたが、しばらくして雨が降り出して雨の東京。今回は折り畳み傘は忘れませんでした。都内のUNIQLOで買った折り畳み傘がもう3本くらいあるので。
投稿者 tadayuki : 20:38 | コメント (0) | トラックバック
夏の期待
最近、飛行機の写真を撮れてないなあ、と愚痴。
もうずっと先の話ですが、今期待しているのは8月19日。8/19(日)出発、8/24(金)に戻るという夏のハワイ旅行チャーター便、日本航空B747。私にとって夏のハワイ旅行なんていうと、サザエさんとかちびまる子ちゃんとかに出てくる景品旅行って感じなんですが、松山だけでジャンボが運ぶくらいの人数になるんでしょうか。関空と絡めて飛ぶのかな?
この情報、しばらく前にマンションのポストに旅行会社のチラシが入っていて、それが気になって、気になって。松山空港でジャンボを見なくなって随分と時間が経ったし、しかも今回はJAL。今年は出張で行く回数の増えた伊丹ではジャンボ自体見られないし・・・、羽田でも2タミばかり見るのでジャンボは少ない。B747は特別に旅行条件に入っているわけじゃあないだろうから、機材変更なんてこともあるのかな?
こうなったら皆さん、是非是非チャーター便でハワイ旅行に行ってくださいね。
投稿者 tadayuki : 00:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月22日
朝は天気がいいわけで
このところ、朝はすごく天気がよくて、青空。梅雨空とは縁遠い状態です。
で、先週までは一時的な遠距離通勤をしていたものの、今朝は徒歩出勤。しかも木曜は1限があるので8時までに大学に着くように出発。すると、どこからかB777っぽい音が。どこだ?どこだ?と思うと青空の中に上昇中のANAが。そういえばANAの東京便の始発が07:35になっている。例えば朝10時の東京の会議になら、間に合うかどうかというところなんでしょう。急ぎでなければ、さすがにこの便に乗るのは朝が忙しそう・・・。
で、そのANAが高知の方に去っていった後はQ400っぽいプロペラの音が。JAL系の松山-伊丹便は朝が早いけど、以前はSAABじゃなかったっけ?記憶違い?と思っていたら、青空にJAL系のQ400が映えていました。
いずれも早起きさんの便ですね。
ま、このようにこのところ朝の空は青くて、梅雨とは思えない。それが、お昼前あたりになると定例のように曇ってくる。水不足が心配だから、降って欲しいといえば降ってほしいものの、朝に晴れていると油断して傘を持って出るのを忘れてしまったりする。うーん、明日はどうなんでしょう。とにかく、折り畳み傘くらいは持っておかないと危ないのかな。
今度東京に行きますが、どうやら雨に見舞われるようで。
投稿者 tadayuki : 00:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月16日
何が起きたかというと
今週起きた事態、特に大きな問題はなさそう、ということで簡単にまとめ。
ある日、研究室にいるとノックの音がしたような気がして(実はノックの音がよく聞こえない場合がある)。ん?と思っているとおもむろにドアが開き、半分くらいまできた。なので、
「はい、はーい」
と声を出すと顔も見ずにいきなり
「すいません、間違えました」
と走り去った。
この行動パターン、実は泥棒に思われても仕方がありません。研究室に誰もいなかったら何をしていんだろう、ということ。私は研究室に一人でいるときは電灯を全灯ではなく半分にしている。研究室に居るという札も出していない。つまり研究室に居ないように見える。そんな部屋をノックして、返事も聞かずにドアをヌーッと開けて、人が居たことに驚いて逃げれば、ホントにグレーゾーン。
今年度に入ってからも学生さんが盗難にあったりしているし、研究室から財布が消えたとか、そんな出来事を時々聞くわけで。それはもう、あちこちの大学でも同様のこと。PCが盗まれたりしたケースも知っています。
結局その時は、「誰だろう、同姓の先生もいるから、間違えたのかな?」とドアを開けて見たら、遠くの方に去っていて、後姿だけが見えました。でも、その同姓の先生の部屋をノックせず。
で、その時は「ふーん、気をつけないと」という程度に考えていて、仲間内に盗難注意のメールでも送っておこうか、と思ってました。それが、ゼミの時間になって、その時とおそらく同一の人物が来訪。今度は私に何かを言ったものだから不思議で、不思議で。それも二度もやってきて。周囲の先生に尋ねても「そんな人、来なかったけど」と。ただ、情報を総合すると、研究室には来ていないが別の場所での目撃談があったり。
最終的にはその人物についての詳細もある程度わかり、おそらくたいした問題ではなさそう、というのが結論。ただ、盗人と間違われるような挙動をしないように! 学生さんも疑われないようにね。
投稿者 tadayuki : 16:11 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月13日
細々と小ネタ
何だか登校拒否になりそう・・・今週は色々起きたわけで。登校拒否は冗談としても、あまり研究室に居たくない、シャレにならん事態。研究室にはビクビクしながら滞在。研究室を出る時にはトイレとか一瞬でもカギを掛けておかないと、という状態です。内容は明らかにできません(ゼミ生は状況に直面したので既に知っている話)。ガクガク・・・。
で、話題が変わって
5月に名古屋に行く計画は予定変更で無理になったのですが、今回は6月中に東京に行く予定が入ったので、ANAで検索。そこで見つけたのが、予約画面の「763」。
ここ最近2回乗った松山-伊丹もB767‐300ですが、予約画面では「76S」となるわけで、これはスーパーシート付きの「S」ということ。あれ?ANAはB767のスーパーシートを復活させてもう随分と時間が経ったはず。まだS無しがあるのか?とも考えましたが。いや、もしかして国際線の座席配置?ということで予約画面を進めていくと、やはりそのようで。11列目くらいまでの前方が2‐2‐2の座席配置で、後方は2‐3‐2です。スーパーシート料金なしでCLUB ANA?広めの座席になるのかな?
そういえば少し前の週末は大阪にいたわけですが、松山に戻る日曜日、伊丹でカンパニーを聞いていたら、飛行機から女声。そして地上も女声。地上は時々聞きますが、うーん、こういう時代が来たわけね。
聞いているとB6のようでしたが、ANAのB6で女性パイロットさんというと、おそらくは"ガイアの夜明け"でも紹介されていた方(2006年5月2日放送)では?! CrossCircleさんのブログに書かれていましたが、この間は松山にもお越しだったようで。
そういや「何で飛行機の話題ばっかり?」とゼミ生に聞かれたり。元々飛行機は苦手でした。"どうして飛べるの?"というレベルで。人間は地上、水面には居られても、空中に居るには道具が要るわけで。それが、ある出張で「ヒューマン・ファクター」に関するANAの冊子(日本橋の丸善だったか八重洲ブックセンターで販売されていた)を見てから変わってきました。あとはnaomanさんというA320のパイロットさんのWebを見るようになってから、A320に平気で乗るようになりました(松山‐千歳がA320だった頃、敢えて乗継便を選んだりしていた・・・)。
リスクとか安全とかコストとか、そういう勉強をしている中で、飛行機を飛ばすためにやっている色んなことを知ってから、飛行機ネタにこだわるようになってきた、というわけ。研究面でまだまだ生かせていませんが、別に趣味だけの話じゃないんですよ、実は。
そうそう、WebページにFormを設置しようとしたら、色々忘れてしまっていることが発覚。最近、ブログとかCMSとかばかりで、ソースをいじることを忘れてしまった模様。今更ながら資料を読み返しながらやるしかないのか。私に"課された"仕事ではないものの、仕上げると便利そうなので気になる。
投稿者 tadayuki : 18:25 | コメント (1) | トラックバック
2007年6月 9日
イッテミア
先週、その前の前の週と週末は大阪滞在だったのですが、今週は無難に。と言っても今日は講義があるので朝から出勤ですが。朝、双海から見るとしばらくぶりに随分と視程がよいようにも思いました。
そういえば昨日、息子を幼稚園に迎えに行って双海に帰る時、川の堤防の道を西進したのですが、ひとつ忘れていたことが。そういえば坊ちゃんスタジアムで金・土・日とヤクルト-日ハム戦が開かれる。堤防沿いの道を行くと球場なので、かなりの混雑でした。いつもはせいぜい1回待ちの信号で4回待ちくらい。その信号を通過してホッとしたら対向車線の動きがおかしい。一台の車が動かなくて、後ろに行列ができている。ん?と思ってよく見たら、ドライバーさん、寝てました。しばしの停車中に寝てしまうなんて、阪神高速の事故渋滞以来見ました。それくらい混雑してたわけで。
で、本題。数日前から始まった「イッテミア」というサービス。何か面白そうです。そこの説明文によると「Ittemiaはみんなで「おでかけミッション」を作ったり、参加したりするサイトです。「おでかけミッション」はGPSケータイがあれば誰でも参加できるスタンプラリーです。」とのこと。スタンプラリーというか、要するに誰でも参加できるオリエンテーリングって感じでしょうか。小学生の頃にオリエンテーリングってやりましたけど、スケールが大きくて面白そう。
松山が登場する例でいくと、「【ビルに乗っている観覧車】」というミッション中に(HEP FIVE、アミュプラザ鹿児島、いよてつ高島屋、ノルベサ、カーニバルパーク・ミハマ)という具合に。これだと移動が大変そうですが、松山だけで完結できるものとしては「【まつやまマドンナバスで松山を周遊しよう】いで湯と文学の町・松山の歴史をたどるバスツアー。趣き深いボンネットバス=マドンナバスでぐるっと一巡りしてみませんか?」というミッションも。
私の関心からいくと、全国の酷道ミッションとか、いい撮影地ミッションもあったらおもしろいかも、と。あと、修学旅行に使うミッションなんてのも誰か作るのかなぁ。講義の出欠もこんな風に確認するようにすれば、ちょっと面白みが増すのか。ここのトップページには「(ミッション名:)東急東横線でGO! (ミッションの場所:)「大倉山駅」に○○さんが到着!(6月9日)」という具合に「みんなの実況中継」というのが表示されるのが面白い。これを大学版にして一言コメントの授業感想文が載せられたら、ちょっとワクワクするのかも。ただ、GPSケータイがないとダメということでした。そりゃそうだ。
このイッテミア、IT Proの記事から見つけたものでしたが、やってるのが日立製作所なんですね。その記事では「もう一つ不思議なことがある。同社ソフトウエア事業部は企業向け情報システムのミドルウエアなどを開発、販売しており、BtoBをビジネス基盤としている。その部門で、BtoC向けサービスを始めるというのは異例だと言える。」とのこと。とりあえず一般向けのこのサービスですが、でも、これで実績を積んで企業向けにカスタマイズして提供するとすごく面白そうです。
投稿者 tadayuki : 12:14 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月 7日
たまには真面目な話も
真面目な話を、と言いながら一言。昨日洗濯機に色々放り込んでタイマーセットして、夜に仕上がったものを干すはずが、ボトボト。ふたを閉め忘れて、脱水工程の手前で自動停止していたのでした。残念。
さて、この前期中には会計情報論という科目も担当しているのですが、以前からEDINETというサイトを活用してきました。有価証券報告書をネットで閲覧できるので、それをExcel上で加工したり、財務諸表分析をしよう、というわけ。
それが、今年は一度も利用せず。というか利用できず。
というのも、4月に入る前に、講義の準備にEDINETの有価証券報告書閲覧ページを開くと「このサイトを正常にご覧いただくためにはJavaのバージョンアップが必要です。」というポップアップが。
は?前にもメッセージが出たからわざわざ最新版を入れてるんですけど・・・。
どうせIE7を入れているせいだろう、と想像してきましたが、今日再び確認すると「現在、当サイトは Windows Vista 、 Internet Explorer 7 及び Sun JRE 6 には対応しておりません。推奨端末でのご利用をお願いします。」と。いつからこの表示が出てたの?うーん、バージョン上げ過ぎるとこういうことも起きるわけです。
結局各社のWebページからデータを引っ張ってきたり、日経系のサイトから引っ張ってきたりしました。財務諸表分析は今日で終了したので、ふう、もうどうでもいいや。でも、一方で最新版にしましょう、と書いておいて、上げ過ぎるとダメ、というのもどうか、と。
そういえば同じ科目で利用しているDotNetNuke。レンタルサーバ側で入れてくれているバージョンが古いせいか、メッセージ等の編集画面で「リッチテキスト」を選んでも「テキスト」を選んでも、どちらでもテキスト表示でワードパッドみたいな表示になりません。これもたぶんIE7のせい。コンピュータ室では文字サイズや文字色などの各種装飾ボタンなどが表示されるのに。
なら、Firefoxで表示してみたらいいのでは?と思って、研究室で今日試してみたら、リッチテキストエディタが表示されました。ふう。でも、EDINETはJavaのバージョンのせいで、Firefoxでもダメでした。
IE7って世間ではまだ普及していないのかな?
投稿者 tadayuki : 18:21 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月 3日
伊丹から松山へ
今日は大阪から松山へ。
天気がよければ早めに伊丹に到着して・・・、と考えていたものの、朝から全くそんな気が起こらない状態。なので、お昼を食べてからゆっくりとリムジンバスで。
それが、梅田上空、通常なら伊丹に向けてかなり低くなっているところを、やや高めの高度で西に曲がろうとしている。もしや、これはRunway 14?! ということで少しワクワク。伊丹に着くとやはり、Runway14でした。
伊丹では普通はRunway32と相場が決まっている。大阪に住んでいた頃聞いていても、14になることはほとんどなく、雨が降る予感という時にだけ風向きから14になっていた。今日は確かに雨が降りそう。しかも、結構南よりの風が強いようでした。
それにしてもRunway14というのは面白い。14Rと14Lがあってもアプローチからランディングまで皆さん順番にずらっと並ばないといけないし。それに、離陸機の真正面方向からアプローチしてくるわけだから。
乗る頃には32に変わったりしないかな、と思っていたものの、4時になってもRunway14でした。今日はA320なので14Lから離陸。記憶の範囲ではたぶん、伊丹14の離陸は初めての経験。どうせなら着陸を経験したかったですけど。
離陸後は印象で3~4000ftくらいの低い高度で水平になって淀川あたりまで進み、USJを眼下に見ながら大阪湾に向かいます。いつもなら昆陽池の日本地図を見ながら左旋回し、淀川河口へと向かうと思いますが。その後は神戸空港を左下に見ながら上昇し、西へ、西へ。
ま、Runway14を使うような天気だったので、上昇後は雲が厚くて何も見えず。揺れはほどほどでした。今日はエンジンの口が見えるか見えないかあたりの前よりの席だったせいもあり、そんなに気になる程は揺れず。ただ、所々揺れが予想されていたようで、岡山あたりはかなり減速して、ダートを走る感触でしたが。
操縦席からのアナウンスで18000ftだったようで。松山付近は雲は厚かったものの、特に問題なく着陸。スポットではアシアナのA320と横に並んで。
カメラのゴミ取りをしないと、この縮小サイズでさえ結構見えてしまっているかも。
投稿者 tadayuki : 18:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月 2日
All NIppon 444、再び
今日もB767-300で大阪伊丹空港へ。
今日も順調に搭乗が進み、ドアクローズは定刻の4分くらい前。実は搭乗前に他学部の某先生とバッタリでくわしたり。「いいなあ、全日空のラウンジ使ってる・・・」
離陸は海に向けての32。離陸後すぐに左に旋回し、海上を通って再び松山空港の上あたりに戻ってきます。今日は低層に2層の雲、そして上の方にも雲があって、低層を抜けた後21000ftで巡航。短いフライトなのに機長さんからアナウンスがあって高度がわかりました。いつもフライトプランのリクエストでは19000ftあたりが多かったように思うので、一段高めでしょうか。巡航中は下界は雲の下でほぼ見えず。面白くない・・・。
で、今回も高松空港上空あたりで右に旋回したところの写真がこちら。
アナウンスによると大阪上空で揺れそう。また、か・・・。このところ、大阪に入ると揺れるパターンばかりだなあ、とガックリしながら徳島上空へ。徳島あたりからは雲も切れ、そして淡路島を左手に見ながら泉州方面に左旋回したところで飛行機発見。JAL機がちょうど関空への着陸のようでした。飛んでる飛行機から飛んでる飛行機を見るのってなかなかないので面白い。
で、関空が見える直前にはベルトサインとポーン4つが鳴ったので、関空も写さず。今日も再び堺方面へのコース取り。で、堺あたりから揺れてきました。右に大きく旋回して、今日は実家の真上へ。バッチリ家の周辺の道路やスーパーまで見えましたが、やはり揺れる。八尾空港を左手に見ながら左旋回するあたりからは前回と同じくらいに揺れ始めて。どうも後ろ席に座っていると、飛行機全体が沈み込むような状況よりもむしろ、機首が持ち上げられるような風に対抗して機首下げされるのとか、横風にあおられるのが気持ち悪く感じるようです。ILSを自動でトレースしてるんでしょうか。
その後は着陸時まで風向きがコロコロと変わって、今回もやはり阪神高速を越えてもフラフラ。着地時にもテール成分が強かったのか、少し斜めに着地して修正というパターンでした。
伊丹から梅田に向かうバスの中でATISやらカンパニーを聞いていると、風向きが不安定で、アプローチの降下中は777でもlight plusの揺れ、そして3000ft以下でラフエアー、風向きがドンドン変わって一時的にテール成分が強くなるとのことでしたので、うーん、やはり今回も結構気象条件的によろしくなかったわけね。
普段の行いが悪いと見えて、このところ毎回、伊丹へのアプローチで疲れます。いい加減、主翼近くに乗りますかねえ。
で、研究会の方はというと、かなり面白かった。家庭の事情により知っている用語が頻出して、おお?!あの分野はこういう風な攻め方もあったわけね、って感じですごく刺激的でした。うーん、勉強になるなあ。
と言いつつ、週明けには別件の調査で今治に出かけるわけで。このところ外の仕事が多い。そういや毎日放送のテレビでも宮殿工場とか社長さんが紹介されていたそうで。大阪の人も面白く見ていたらしく、共感してホッ。
投稿者 tadayuki : 23:43 | コメント (0) | トラックバック
2007年6月 1日
松山でのクルマ通勤
松山でのクルマ通勤も約2週間。結構慣れてきました。慣れてきた、と言っても朝の通勤時間帯とか以外には元々運転しているわけで。
双海から松山市街まで、片道約50分の道のりです。松山に住み始めた頃から、交差点に一時停止せず突っ込んで来るなどで衝突されそうになること度々で、この街でクルマに乗るのはすっごいストレス。だからクルマ通勤することにすごく抵抗があるのですが、今のところ一応順調。信号待ちで明らかに左折する意思表示をしているのに、クルマの左側に列を作ってしまう原付には辟易としますが。
で、毎日ほぼ同じ時間に走るようになって気づいたのが、同じ場所ですれ違うクルマ、原付。あまりにも同じ場所なので恐ろしいくらい。会社の送迎バスは時間どおりに走っているんでしょうからあり得るにしても、お尻のポケットに剪定ばさみのようなものを入れた原付の人とか。あと、双海の信号からズットずっと、40分近く前後でお付き合いになるクルマとか。ま、私が幹線国道嫌いで、旧道を選択がちなせいもあるんでしょうが、馴染みが増えてきた感じ。
そういえば大阪に住んでいた頃は、短くても片道1時間半のクルマ通勤をしていました。しかも高速道路を使って。「都会なんだから電車を選べよ!」ってところなんですが、バス、電車、地下鉄、電車と乗り継ぐので電車でもほぼ同タイムで、かつラッシュが厳しかったので、近畿道か阪神高速を使って通ってました。都会と地方の違いって、都会はある意味「マーケット・メカニズム」というか、匿名性が高いというか、その場限りの縁が多い。それに対して地方はどうしても社会が狭いというか、相対取引的というか。道路上でも最近ツクヅクそう感じ始めました。まあ、それはそれでいいんじゃないの?と最近、思えるようにもなってきましたけど。
そうそう、4月の大阪出張で見た光景。出張は飛行機で行っているので朝の通勤電車に乗ったり。そんな中、大混雑の電車が終点に到着してドッと人が降りて行くわけですが、ホームに降りてしゃがみこむ女性が。すると「どないしたん、大丈夫かぁ。駅員呼んできたるわ」とか。混雑するホームを走る人、背中をさする人。駅員さんが来ても声を掛けて離れない人。うーん、大阪のホスピタリティやねえ、と思いました。ま、東京でもある程度同じような光景が展開されるんでしょうけど、気になることには突っ込みを入れる関西人の温かさを感じた朝でした。