医療従事者の過労死・過労自殺が多発しているとして、過労死弁護団全国連絡会議(松丸正代表幹事)と遺族代表が14日、厚生労働省に勤務条件改善の施策を求める要望書を、約2万2000人分の署名と合わせて提出した。
弁護団によると、労災申請や民事裁判で過労死や過労自殺と認定された医師の死亡は90年以降で20例あり、うち19例を50歳未満が占める。
弁護団は17日午前10時~午後3時、「医師・看護師・教師 過労死・過労自殺110番」の電話相談を全国一斉で実施する。窓口の問い合わせは川人法律事務所(03・3813・6999)。
毎日新聞 2007年11月14日 19時31分