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ビクター RC-XC5

 

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RC-XC3の後継機種として'95年に発売されています。本個体は'97年製です。
確かこの頃になると、もはや多くの機種に標準価格がなく、
このXC5もオープン価格だったはず。店頭では3万円代で売っていました。

そんな時代にありながら、XC5はなかなかの実力派となっています。
当時、
ZSX-G7000RX-ED90などと迷った人も多いはず。

筐体は、メタリック調に塗装されていて質感も上々。

 

独立トレー式の3CDチェンジャー。

操作キーは、マルチコントロールとなっていることもあり、
数は控えめで操作もさほど難しくはありません。

巨体のわりに小ぶりな液晶。バックライトの照度は程よく、視認性はまずまず。

VOLUME表示は、現在の設定を大まかに示すもので、レベルメーターではありません。

ビクターのCDラジカセの多くは、トラックとタイムが連続して表示されるんですよね。
一文字分スペースがあればより見やすいのですが。

天板。

カセットデッキは、メタルテープへの録音に対応していますが、
ドルビーNRは残念ながらありません。
CDラジカセとしては、ZSX-G7000が最後となってしまいました。

また、前後1曲の頭出し機能がありますが、カウンター表示は出ません。

天板の操作キーの詳細。
よく使うキーだけが、手前に大きく配置されています。
その右側には、サラウンドモード切替キー。
「SIMULATE」では、モノラル音源に広がり感を与えることができます。

SOUND機能では、BEAT/POP/CLEAR/MILDから好みの音質を選択できます。

独立トレーの3CDチェンジャー。
再生中でも、他のディスクの交換が可能です。
迫力のある音をもたらす、2ウェイスピーカーシステム。出力は11W+11W。
SUPER BASS PROをONにすると、迫力のある低音が楽しめます。
どちらかというと、低音と高音を強調したいわゆるドンシャリな音ですね。

ロックなどをガンガン鳴らすのに向いている感じです。
コンデンサの改良により、先代のRC-XC3より音質が向上しているとのこと。

ちなみにXC5は、XC3との外観上の相違点はカラーリングのみで、
形状と機能に変更はありませんでした。
そしてXC5の後継として、またしても同一筐体のXC6というモデルも存在しています。
XC3の発売時の標準価格は41,000円だったと記憶しています。

ツィーターの周囲の、シルバーの加飾部には、SURROUND EXPANDERとあります。

正面のこんなところに、光デジタル出力端子が備わっています。
ポータブルMDレコーダーの接続に配慮してのことだったようです。
背面。

ハンドルの空洞部が気になります。
ハンドルを持って持ち運ぶとき、どうにも感触が思わしくないのです。

まあ、私が個人的にそう感じるだけで、
あまり運搬することがなければどうでもいい話ではあります。

スピーカーの真後ろの位置にスリットがあるのはどういうわけ?
内部のボックスの構造がどうなっているのか気になります。

マレーシア製です。
XC3の初期型は日本製だったのですが。

AUX IN端子はステレオミニとなりました。

リモコン。品番はRM-RXC3。XC3のものをテイクオーバーしているようです。

発光部は、スモークのカバーで覆われておらず露出しています。
このあたりにも時代を感じてしまいます。

 

当方における保存状態

レストア未着手
リモコン:あり
取扱説明書:なし
不良箇所:特になし

 

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