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【社会】

先生の負担、軽くします 文科省、事務作業削減へ

2007年11月13日 11時28分

 渡海紀三朗文部科学相は13日の閣議後会見で、教員らの負担を軽くして子どもと向き合う時間を増やすため、学校を対象に文科省や各教育委員会が実施する調査統計などの事務作業の削減を検討するプロジェクトチームを立ち上げることを明らかにした。

 チームは、全国連合小学校長会や全国市町村教委連合会など6団体から推薦を受けたメンバーで構成。渡海文科相は「今週中にも発足させ、早ければ今月中の取りまとめを目指す」と述べた。

 具体的な検討事項は(1)文科省などの調査統計の縮減、統合(2)各種の照会事務の精選(3)業務日誌、学校運営関連書類の簡素化、統一化−など。

 文科省は来年度の概算要求で、3年間で2万1000人の教員増を求めているが、財務省などから「業務の効率化が先」などと反発を受けている。

(共同)
 

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