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厄も退散、くさい泥 宮古島で「パーントゥ」

2007年11月13日08時16分

 沖縄県宮古島市北部の集落で12日、国の重要無形民俗文化財「パーントゥ」が始まった。

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住民や観光客に次々と厄払いの泥を塗るパーントゥ=12日午後6時40分、沖縄県宮古島市平良島尻で、金子進さん撮影

 全身泥だらけでつる草をまとい、仮面を着けたパーントゥ(鬼神)が、行き会った観光客や住人、はては警察官にまで抱きつき、臭い泥を塗りまくる。泥が厄払いになり、健康で過ごすことが出来ると信じられているためだ。新車や新築の家、若い女性、赤ちゃんは特に狙われ、悲鳴と笑い声が響いていた。13日まで。

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