シャープのTVを知事室から移す 大阪府、誤解避ける?2007年11月13日16時14分 大阪府は12日、シャープから寄贈されて知事室に設置した65型の大型液晶テレビを、府民が利用するスペースに移すことを決めた。同社は今夏、世界最大の液晶パネル工場を堺市に建設することを発表し、府が150億円を補助する。誘致に熱心だった知事の専用との誤解を避けたという。 府によると、シャープの片山幹雄社長らが8月、新工場進出の報告に太田房江府知事を訪ねた際、知事室のテレビの古さが話題になった。その後、府の備品として寄贈を受けたという。価格は台を含め123万円。 知事室に置いた理由について、秘書室は「社長が来た時のいきさつなどから判断した」と説明。この日、報道機関からの指摘を受け、急きょ移すことにした。太田知事は「設置場所を知事室と指示したわけではない」とコメントした。
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