佐賀放送局

2007年11月13日 16時11分更新

医療機関に防犯再確認の文書


武雄市の病院で入院していた男性が拳銃で撃たれて殺害された事件を受けて、佐賀県は県内すべての医療機関に対し防犯体制をあらためて確認するよう求める文書を出しました。

佐賀県では、去年1月に宮城県仙台市の病院で生後間もない赤ちゃんが男に連れ去られた事件が起きたのを受けて、県内の医療機関に対し防犯体制を整備するよう指導しています。
今回、武雄市内の医療機関で拳銃を使った殺人事件が発生したことから、佐賀県は県内の1200余りの医療機関すべてに対し12日、あらためて防犯体制を確認するよう求める文書を出しました。
具体的には▽不審者や予期せぬ事件に備えた防犯マニュアルを作ること、▽研修会などを通じて職員に防犯マニュアルを徹底すること、それに▽不審者や夜間などの部外者について立ち入りのチェックを行うなど安全管理体制の整備についてそれぞれの医療機関の実情に応じた対策を取ることなどを求めています。