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陸自演習に苦情相次ぐ 札幌市「配慮要請」

2007年11月13日

■広範囲に騒音・振動

 陸上自衛隊の北海道大演習場(恵庭市など)で12日に行われた演習の砲撃音が札幌市の中心部など広範囲にわたって響き、市民からの苦情や問い合わせを受けた同市は、陸自側に「配慮要請」をした。

 陸自や同市によると、この日、同演習場島松地区で戦車の砲撃訓練などがあった。同市役所や南区、中央区役所などには朝から「ドンドン鳴っているが何の音か」「窓ガラスが振動している」などの電話が相次いだ。

 このため、市は陸自北恵庭駐屯地に対し「市民から苦情や問い合わせがあり、配慮してほしい」と要請した。市は「これまで局所的な問い合わせはあったが、これほど広範囲なケースは初めてではないか」という。
 陸上幕僚監部は「通常の演習だが、雲が低くたれ込めていたため、音がこもったのではないか」としている。

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