不育症とは、妊娠しても、残念ながら流産や死産などを繰り返し起こしてしまう、なんらかの原因で流産しやすい症状のことをいいます。
一般に妊娠の10~15%は自然流産になるといわれていますが、多くの場合、原因が胎児側にあるといわれています。この場合は、一度流産しても、その次は出産することができる場合がほとんどです。
ですが、不育症の原因は様々。しかし、きちんと検査を受けてその原因を明らかにし、治療を受けながら、無事出産に至った方も多くいます。
タレントの間下このみさんも、不育症を引き起こす難病「抗リン脂質抗体症候群」に罹患しながら、無事出産されたことを公表され、出産までの闘病について著書『ママになりたい~ハイリスク出産を越えて~/たまご日記~ちいさな命の記録~』に綴っています。
思いあたる方は検査を
akkoママが出産した大学病院の産婦人科でも、「不育症なの」という方が、多く通っていました。そして、そのとき私は初めて「不育症」という言葉を聞きました。そして治療を受けながら出産に臨む方たちがいることを知り、無事に出産できることの尊さに気づかされました。
子どもを持つ女性として、まずは「不育症」という言葉を知ってほしい、そして思いあたる方には、まずは検査を受けて原因を明らかにしてほしい、と思っています。