現在位置:asahi.com>教育>子育て>育児ファイル> 記事 保育園を選ぶ:4 認可外にも長所と短所 普光院亜紀2007年11月11日 認可以外の保育施設は、企業内保育所なども含めて認可外保育施設(無認可保育園)に分類されます。 東京都の認証保育所や横浜市の横浜保育室のように調理室も備えた「準認可的」な施設から、かつて死亡事故が起こった「ちびっこ園」のような危うい施設まで様々です。後者のように補助金などを受け取っていない施設には、基準通りの保育者を確保していないところもあります。保育者の人数や保育内容、食事内容などが宣伝どおりかどうかが、認可外を選ぶ時のチェックポイントです。 補助金を受ける小規模な認可外については、親たちから、「低年齢児を少人数のクラスで見てくれるので赤ちゃんのうちは大規模な保育園よりも安心感があった」という感想も聞かれます。施設面は恵まれなくても、小規模なだけに小回りが利き、保護者や子ども一人ひとりの事情に合わせてくれるところもあります。 一方、園庭がないところが多いのはデメリットといえます。その場合は、毎日の散歩などで子どもに十分な戸外遊びや運動をさせてくれているかどうかに気をつけましょう。特に、運動量が増える2歳以上の子どもにとっては、身体の成長にかかわる大きな問題です。 認可外の場合、保育料に世帯所得による軽減がなく、特に長時間預けると高額になります。逆に、あまり安い施設は保育内容に不安もあります。 認可なのか認可外なのか、補助金を受ける施設なのか受けない施設なのかは、市町村の窓口でもらえる案内や、ホームページでも調べられます。(「保育園を考える親の会」代表) 育児ファイル バックナンバー
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